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「幸福度が高い夫婦」が無意識にしている“3つの習慣”

saita

「幸福度が高い夫婦」が無意識にしている“3つの習慣”

心理カウンセラーのyoshikoです。「夫婦関係がマンネリ化している」「どうすれば幸せな夫婦でいられるのか」と悩んでいませんか? 幸せな夫婦関係の秘密には、感謝の言葉や前向きな口癖、スキンシップが大切です。今回は、幸福度の高い夫婦が無意識にしている3つの習慣をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

「幸福度が高い夫婦」が無意識にしている3つの習慣

幸福度が高い夫婦は、日常生活の中で特別な意識をしなくても関係を良好に保つ習慣を身につけています。幸福度が高い夫婦が無意識にしている3つの習慣について、詳しく解説していきます。

1.感謝を言葉にする

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幸福度が高い夫婦は、当たり前のことにも感謝の言葉を口にする習慣があります。
「ありがとう」「おつかれさま」などの言葉を日常的に交わすと、相手を尊重する気持ちが自然に育まれていくのです。

感謝の言葉を発すると、脳内では幸福ホルモンであるセロトニンやオキシトシンが分泌されます。
幸福ホルモンの働きで、お互いが心地よさを感じるのです。

例えば、夕食の準備や洗濯物を畳むといった日常的な家事に対しても「ありがとう」と伝えてみましょう。
お互いに穏やかな気持ちになれるだけでなく、家庭内の雰囲気も明るくなるはずです。

感謝の言葉は「ありがとう」だけでは不十分です。
「あなたのおかげで助かった」と具体的な内容もプラスしましょう。
「あなたがいてくれて嬉しい」など、感情を伝えるとより効果的です。

2.ポジティブな口癖を持つ

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幸福度が高い夫婦は「おもしろい!」「運がいい!」といったポジティブな口癖を使い、困難な状況でも前向きに解釈する傾向があります。
ポジティブな口癖は単なる言葉の習慣ではなく、物事の捉え方や考え方に影響を与えるのです。

例えば、夫婦間で起きた小さなすれ違いを「おもしろい経験になった」と捉え直してみましょう。
視点を変えると、問題解決へのハードルが下がりやすくなります。夫婦の関係性も深まりやすくなるはずです。

ネガティブな出来事に遭遇したときの言葉選びも重要です。
「これは一時的なこと」と自分に言い聞かせてみましょう。
または「次はうまくいく」と前向きな言葉を使ってみると、困難を乗り越える力が身につきやすくなります。

パートナーの小さな成功や成長に対して「すごいね!」「さすが!」と前向きな言葉をかけるのもおすすめです。
お互いの自己肯定感が高まり、関係がより前向きな方向に進むでしょう。

3.スキンシップを大切にする

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幸福度が高い夫婦は日常的なスキンシップを大切にし、手をつなぐ、肩に触れる、ハグするといった身体的な接触を取り入れています。
何気ない触れ合いは、言葉では表現しきれない安心感や親密さを生むために重要な要素です。

例えば、帰宅時に軽くハグしたり就寝前に手を触れ合ったりしてみましょう。
日常の中でスキンシップを意識的に取り入れると、夫婦の絆が自然に強まります。

私も夫が出勤するときは必ず子どもと玄関まで見送り、いってらっしゃいのハグをしています。
朝のバタバタする時間にこそスキンシップを取ると、笑顔になれるだけでなく「今日もがんばろう」と前向きな気持ちになれるのです。

スキンシップは好き嫌いや頻度など個人差があるため、お互いの心地よさを尊重しながら取り入れるのが大切です。
日常の中で自然な形でスキンシップを増やしていくと、夫婦間の信頼感や安心感が育まれていくでしょう。

 

3つの習慣を始められるところから少しずつ実践して、夫婦関係をよりよいものにしていきましょう。
小さな変化が、長い目で見たときに大きな幸福につながっていくはずです。

yoshiko/メンタル心理カウンセラー・チャイルドカウンセラー

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