一斉処分予定だった2頭の野犬…保護当時では想像もできなかった『表情の変化』と『感動の結末』が9万再生「嬉しくて涙」「幸せになって」
Instagramに投稿されたのは、殺処分寸前に保護された2頭の野犬が幸せを掴むまでの様子です。動画は記事執筆時点で9万7000回再生を突破し、「本当に良かった」「なんて幸せそうな笑顔」「嬉しくて涙が出る」といった声が寄せられています。
処分予定だった野犬たちを保護
Instagramアカウント「anjyu_kitamura」の投稿者さんは『NPO法人アニマルレスキューMiki Japan』の代表として、犬の殺処分ゼロを目指して活動されています。
2024年の年末に野犬の成犬たちの一斉殺処分が予定されていたため、『Miki Japan』で5頭を保護したそう。そのうちの2頭が、「いっちゃん」と「アロマちゃん」でした。
保護当時、いっちゃんは妊娠しており、命を救われたことで無事に出産できたそう。その後はお母さんとして、可愛い赤ちゃん犬たちのお世話に励んでいたとか。
投稿者さんたちは安心して過ごせる環境を整えて温かく見守っていたのですが、人慣れしていないいっちゃんは保護されてからも不安そうな表情をしていたといいます。
訓練を頑張るうちに、素敵な出会いが…
いっちゃんもアロマちゃんも首輪やリード、シャンプーなどに慣れていませんでしたが、投稿者さんたちは人の温かみを知ってもらおうと愛情を注ぎ続け、お散歩の訓練も行ったそうです。
いっちゃんが初めてお散歩をした時はかなり緊張していたものの、なんとか頑張ってくれたとか。
一方のアロマちゃんはとてもビビりな性格のため、お散歩中にリードを噛みまくって大変だったそう。
それでもいつか幸せを掴むために一生懸命に訓練を続けるうちに、なんといっちゃんとアロマちゃんを2頭一緒にお家に迎えたいという里親さんと出会えたとか!
幸せを掴んだ2頭の笑顔に感動
里親さんは以前にも『Miki Japan』からビビりな保護犬を迎えてくださった方で、アロマちゃんがお散歩訓練の前に脱糞してしまった時にも、体を綺麗に拭いてもらっている姿を優しく見守ってくれていたそう。そんな温かくて素敵な里親さんだからこそ、投稿者さんも安心して2頭を託すことができたとか。
そして保護から4ヵ月後、里親さんがいっちゃんとアロマちゃんを迎えに来てくれて、2頭の新たな犬生がスタートすることに。
お家に着いてから里親さんが抱っこしてみると、いっちゃんとアロマちゃんは明るい笑顔を見せてくれたそうです。
保護当時の不安そうなお顔からは想像もつかないほど幸せそうな姿は、多くの人に感動を与えてくれることとなりました。これからもいっちゃんとアロマちゃんが、笑顔あふれる日々を過ごせますように。
この投稿には「今まで本当によくがんばったね」「愛情一杯こども達を育ててくれたいっちゃん、今度は自分が幸せになる番ですね」「素敵な笑顔を見せてくれて、とても嬉しかったです」「一緒に幸せに暮らしてね!」「尊い命の保護、ありがとうございます」といったコメントが寄せられています。
『アニマルレスキューMiki Japan』さんの保護活動の様子や、保護犬たちが幸せになるために頑張っている姿を見守りたい方は、Instagramアカウント「anjyu_kitamura」をチェックしてくださいね。
写真・動画提供:Instagramアカウント「anjyu_kitamura」さま
執筆:森下咲
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。