おしゃれな空間で頂く、ちょっぴり特別な家庭料理 神戸電鉄小野駅近く『なずな食堂』で体喜ぶランチをいただいてきました 小野市
小野で美味しいランチのお店の話題になると、必ず候補にあがる「なずな食堂」(小野市)。同店の魅力を、この目と舌で確かめるべく、取材に行ってきました!
生き生きとした植物がお出迎えしてくれる入口は、「なずな食堂」という名前にピッタリ。
店内はオーナーのセンスが随所に散りばめられており、ナチュラルテイストでとても落ち着いた雰囲気です。
もともとはランチ後のデザートとして2種類のケーキを提供していたそうですが、「常連のお客様にも新鮮な気持ちを味わって欲しい」との思いから、どんどんケーキのバリエーションが増えたんだそう。
今では毎日6種類ほどの手作りケーキが、日替わりで並ぶようなりました。
「ケーキはもちろん、やはり一番は家庭を思い出すようなランチを楽しんでほしい」と語ってくださったオーナーは、もともとアパレル関係の仕事をされていたんだとか。
日々の忙しさから食事が疎かになってしまう仲間の姿を見て、「体の土台となる“食”をもっと大事にできる場所を提供したい」との思いが強くなり、同店オープンへと繋がりました。
「食堂」という名前をつけたのも、“流行り”や“映え”ではなく、あくまで「食」を伝えたかったから。この日いただいた「季節のなずな膳」も、旬の食材をふんだんに使用した、家庭料理が中心のメニューが並んでいました。
メインのチキン南蛮は、絶妙に味付けされた甘酸っぱい鶏肉と、微塵切りされた具材がたっぷり入ったタルタルソースがベストマッチ!柔らかいお肉は最後の一口まで旨味を逃さない、抜群の美味しさです。
後味にピリッとアクセントのある切り干し大根のカレー煮や、素材の甘みを存分に活かした高野豆腐の含め煮など、小鉢には季節を感じるメニューが添えられていました。
どこか懐かしさを覚えるメニューからは、一つひとつ丁寧に調理されていることがひしひしと伝わってきます。
ここで“美味しい!”と感じたものを家でも作れるよう、手頃な材料とシンプルな調理方法を意識されている一方で、「外食の楽しさ」も味わってもらうため、必ず一品は特別感を感じるメニューを取り入れているんだそう。
家庭料理に添えられた、ちょっぴり特別な一品メニュー。その絶妙なバランスがこそが、多くの人に愛される秘密だと感じました。
週替わりのプレートの中には、絶大な支持を得ているメニューも多くあります。
中でも小野市の学校給食に登場していた「鶏唐揚げのレモン煮」は、一度メニューに取り入れると驚くほどの反響が!
単品メニューや量り売りのテイクアウトメニューとして登場する日もあるほどの人気ぶりだそうですよ。筆者も一度は食べてみたい!
「旬のものを、体の素直な声に耳を傾けて調理してみる。食事をもっと身近に感じてもらえるきっかけになれば」そう話してくださったオーナーの食への想いを受け取り、料理が苦手な筆者も、「もっと気軽に楽しんでみよう」と思えるきっかけとなりました♪
場所
なずな食堂
(小野市中町344-7)
営業時間
11:00〜18:00
〈ランチタイムは3部制〉
【第一部】11:00〜12:30
【第二部】12:45〜14:15
【第三部】14:30〜
〈カフェタイム〉
14:00〜
定休日
毎週月・火曜日
予約方法
ランチは事前の予約(電話のみ)をおすすめします
TEL:0794-70-8550