こぼれ寿司に海鮮パフェetc. 魚の宝庫・新潟の海鮮グルメ6選
一年を通してさまざまな魚が水揚げされる、魚の宝庫・新潟。この記事では、宝石のように輝く鮮魚を楽しめる、見た目も味も大満足な逸品をピックアップ。海鮮丼から一品料理まで、写真映え抜群のメニューをご紹介します。
別亭 寺泊にほん海|新潟市中央区
ぜいたくパフェ 5,800円|最後までネタの鮮度を保てるよう、氷入りの器を使用。「いくとぴあ食花」のテーマに合わせた、花のような盛り付けも必見。
きらめく美しさに感動!鮮やかに咲き誇る海鮮パフェ
旅館「海風亭 寺泊 日本海」の姉妹店。名物は、異なるネタの9種類から選べるユニークなスタイルで話題の海鮮丼パフェ。いずれも羽釜炊きご飯や副菜などがセットになった満足感の高いメニュー。
イチオシは、天然生本マグロの中トロや大粒イクラ、南蛮エビを存分に味わえるぜいたくパフェ。天然にこだわる本マグロは、きめ細かな質感が特徴で、口の中でとろける上品な味わいに思わずうっとりするはず。
羽釜炊きご飯、副菜4品、みそ汁、紅茶、デザート付き。シメにお茶漬けを楽しめるよう、カツオだしと薬味も付いてくる。
「同じ魚種でも日によって状態が違うので、包丁の入れ方や調理法を工夫し、最も魅力が伝わる形で提供しています」と料理長の弥久保さん。素材に向き合う誠実な姿勢が、丁寧な手仕事に表れている。
注文ごとに羽釜で炊き上げる銀シャリは、もちもちとした食感がたまらない。
土・日曜・祝日は、小学3年生以下限定で、ミニ海鮮丼またはうどんの無料サービスも実施中。華やかに咲き誇る海鮮丼パフェで、海の幸を心ゆくまで楽しんで。
別亭 夜限定御膳 3,500円|刺し身盛りや天ぷらなど、季節感あふれる品々をおトクに楽しめる夜限定メニュー。羽釜炊きご飯付き。
魚卵好き注目のイクラ増し増し(1,200円)。食感が楽しい鮭のイクラと、「黄金いくら」と呼ばれるイワナの卵の2種盛り。
ネタに合わせて選べる4種のしょうゆを用意。好みの味で楽しもう。
県内蔵元を中心に日本酒も種類豊富にラインアップ。
落ち着いて食事を楽しめる店内。
引き戸を閉めれば個室としても利用できる。
店舗情報
店舗名:
別亭 寺泊にほん海
住所:
新潟市中央区清五郎336 いくとぴあ食花内
TEL:
080-8024-6210
営業時間:
10時~14時30分(14時LO)、17時~20時30分(19時30分LO)
定休日:
火曜※7月29日(火)は営業、8月は無休
席数:
27席
駐車場:
共有420台(店舗利用で最大3時間無料)
小梅 koume|新潟市中央区
こぼれ寿司 1,500円|旬の魚を6〜7種盛り付けた、目と舌にうれしい人気メニュー。季節ごとに新しい魚介に出会えるのも楽しみのひとつ。
旬の魚がてんこ盛り!採算度外視のこぼれ寿司
刺身、コロッケ、茶わん蒸しなど、幅広いカニ料理でカニ好きを魅了している名店。オープンから15年目を迎え、お酒を飲まない人でも満喫できる蟹御膳のほか、コース料理をブラッシュアップして今年6月にリニューアルしたばかり。
リニューアル後も変わらぬおいしさを誇るのが、佐渡産を中心とした鮮魚を豪快にのせたこぼれ寿司。カニ、ヒラメ、アジ、ブリ、ウニなど旬の魚介をカニの甲羅の上に盛り付けた一品だ。上から順番に味わっていくと、中には巻き寿司が隠れており、最後のひと口まで海鮮三昧を満喫できる。
こぼれ寿司のネタの下には、県産コシヒカリと大葉、キュウリ、ブリまたは鯛を巻いた巻き寿司がぎっしり。
通常は7,000円のコースのみで提供しているが、8月24日(日)まで「こまち見た」で単品でも注文OK♪ 岩ガキやノドグロなど、海鮮好きにはたまらないメニューも豊富にそろうので、こぼれ寿司と合わせてじっくりと堪能しよう。
岩牡蠣 1個900円~|夏が旬の岩ガキは、8月中旬まで村上市山北産を数量限定で提供。 冬場は真ガキがそろい、通年フレッシュな生ガキを味わえる。
大小選べる、佐渡産毛蟹ほぐし甲羅盛り(時価)もおすすめ。
佐渡産のど黒一本焼き(6,800円)。脂がのったノドグロは地酒との相性も抜群。
カニ身をたっぷり使用した、蟹しんじょう蓮根と大葉の挟み揚げ(1,000円)。
季節のおすすめは黒板に掲載。その日だけの特別な海の幸をお見逃しなく。
壁画が印象的な座敷個室は最大22名収容可能。30名以上で貸切利用もできる。
2名から利用可能なテーブル個室も用意。
店舗情報
店舗名:
美味しい野菜と蟹料理 新潟食材 小梅 koume
住所:
新潟市中央区天神1-19-9 けやきINGビル2F
TEL:
025-245-8100
営業時間:
7時~24時(料理23時LO、ドリンク23時30分LO)
定休日:
火曜、ほか不定休
席数:
40席
駐車場:
なし
割烹食堂 いそべ|村上市
磯ど~ん 2,970円|ネタは提携漁師から仕入れるため、鮮度も味も抜群。ご飯は岩船産コシヒカリ。酢飯ではなく、あえて白米で提供する。
彩り鮮やかに盛り付けられた15種類以上の海鮮オールスターズ
丹精込めて作る和食が評判のお店。国産本マグロの頭の部位を豪快にのせた丼・ずど~んが名物だが、色彩豊かな磯ど~んにも注目。
この日のネタは、ノドグロ、スズキ、マゴチ、バイガイ、南蛮エビなど15種類以上。ネタを1種類ずつのせるのがご主人のこだわり。
こちらは、ずど~んに使う数種のマグロをはじめ、岩船港から毎日仕入れるネタを美しく盛り付けた、目にもおいしい海鮮丼。仕入れによってネタが変わるので、訪れるたびに新しい味に出会える楽しみも魅力のひとつ。
令和4年の水害で被災した同店。ユニークなネーミング「ど~ん」には、「DAWN(夜明け)」の意が込められている。
ずど~ん(1,980円)は1日10食限定。
1階は座敷席。大広間もあるので、団体利用も可能。
店舗情報
店舗名:
割烹食堂 いそべ
住所:
村上市坂町2505-4
TEL:
0254-62-2476
営業時間:
17時~24時(23時30分LO)
定休日:
月曜
席数:
100席
駐車場:
10台
鮨家 むらさき|新潟市東区
新潟のどぐろひつまぶし 上 3,938円|並・上・特上の3サイズから選べる。一番人気は、ノドグロ1.5尾分を贅沢にのせた上。薬味、濃厚ノドグロだし付き。
日本海が誇るのどぐろを3つのスタイルでとことん堪能
地元客はもちろん、県外からもファンが訪れる隠れ家的な寿司店。看板は「白身魚の王様」と称される高級魚・ノドグロを主役にしたひつまぶし。笹川流れの塩のみで味付けし、さっと炙ったノドグロをご飯の上にぎっしりとのせた贅沢な一品。
お茶漬けのだしは、ノドグロのアラを強火で煮出した力強い味わいが魅力。最後の一滴まで堪能しよう。
ノドグロが持つ脂のうま味と皮目の香ばしさをシンプルに堪能した後は、練り梅やワサビといった薬味を合わせて味の変化を楽しんで。最後に濃厚なだしを注いでお茶漬けにすれば、ノドグロの魅力を骨の随まで味わえるはず。
本マグロの中トロ、ウニ、イクラが美しく盛り付けられた、1日10杯限定のむらさき丼(1,980円)も評判。
席はカウンター、テーブル、掘りごたつを用意。落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと食事を楽しめる。
店舗情報
店舗名:
鮨家 むらさき
住所:
新潟市東区牡丹山6-11-9
TEL:
025-250-7009
営業時間:
11時~14時(13時30分LO)、17時~21時(20時30分LO)
定休日:
火・水曜
席数:
24席
駐車場:
8台
びすとろ俺めし|新発田市
川東産コシヒカリと本日の厳選鮮魚のばらちらしこぼれ丼定食 1,500円|土鍋炊きご飯を覆い尽くす、10種類ほどのネタが圧巻。数種の小鉢に、この日は網代真鯛潮汁がセットに。
地元漁師直送の鮮魚を華やか&豪快に盛り付け♪
新発田市中央町の飲食店街で長年愛されているビストロ。「店を続けるうちにどんどんルートが広がって」とご主人が話す通り、お米は新発田・川東の農家から、魚は聖籠や網代の漁師から直接仕入れている。野菜も地物を積極的に使うなど食材への強いこだわりがうかがえる。
ばらちらしに付く多彩な小鉢にも注目を。この日は沖縄産もずく酢、ズッキーニの花海老真丈づめ、網代石蛸と大根柔らか煮など、いずれも手の込んだ品ばかり。
そんな厳選食材を使ったランチが幅広い層から好評。仕入れによりメニューは日々変わるが、写真のばらちらしは登場頻度が高い人気メニュー。美しく、そして豪快に盛られたネタを心ゆくまで堪能しよう。
特大!!肉厚!!鯵フライ(単品1,200円、片身700円※いずれも夜営業価格)。ランチに定食(1,300円)で登場することも。
黒で統一されたシックな店内。
店舗情報
店舗名:
びすとろ俺めし
住所:
新発田市中央町4-4-7
TEL:
080-2389-6438
営業時間:
11時〜14時、18時〜24時(夜定食は17時から提供)
定休日:
不定休
席数:
24席
駐車場:
2台
あるるんの海|上越市
ネギトロ・ホタテ丼 1,760円 (みそ汁、お新香、小鉢、ドリンクバー付き)|形の崩れたホタテを活用できるよう、あえて崩し身を使用。ネタの下に隠れた錦糸卵が、彩りと味わいのアクセントに。
甘いホタテを贅沢に!口の中でとろける紅白丼
JAえちご上越が展開する食と農のテーマパーク「上越あるるん村」内にある海鮮レストラン。「新潟中央水産市場」が運営しているので、ネタの鮮度と味はピカイチ。地物を中心に全国から旬の魚介が集結するとあって、県内はもちろん、県外のお客からも高い支持を得ている。
ビジュアルにもこだわり、盛り付けは「手早く、美しく」を心がけている。
海鮮丼やマグロ中落ち丼など5種類の丼を提供しており、おすすめはネギトロ・ホタテ丼。フレッシュな生ホタテとネギトロを頬張れば、とろけるような食感と甘みが広がり思わず笑みがこぼれるはず。
上海鮮丼(3,080円)は、旬の白身やマグロなどに加え、ウニや中トロなどの上ネタも盛り込まれる人気の逸品。
観光バス客まで対応可能な広々とした店内。中央にはドリンクバーも用意され、ゆったりランチを楽しめる。
店舗情報
店舗名:
あるるんの海
住所:
上越市大道福田639 上越あるるん村 内
TEL:
025-520-8018
営業時間:
11時〜15時(14時30分LO)
定休日:
年末年始
席数:
120席
駐車場:
共有あり
※掲載情報は2025年7月10日時点のものです。掲載店舗の営業時間や定休日が変更になる場合がございます。おでかけの際は、各店舗にご確認ください。
(文/Komachi編集部 山崎)