横浜清風高校男子バスケ部 県5位で関東大会へ インターハイ予選に弾み
横浜清風高校=岩井町=の男子バスケットボール部が4月から5月にかけて行われた「令和7年度神奈川県高等学校春季バスケットボール大会兼第79回関東高等学校バスケットボール選手権大会神奈川県予選会」で5位となった。これにより、5月31日から東京都調布市で行われる関東大会への出場を決めた。
同校は32チームによるトーナメント戦から出場。1回戦で県立鶴見に111―81、2回戦で県立横須賀総合に114―66のスコアで勝利し、持ち味の攻撃力を最大限に発揮した。しかし、準々決勝で桐光学園に敗れ、関東大会への残り1枠をかけた5位決定戦トーナメントに回った。
5位決定戦では法政大学第二と対戦。先発選手の平均身長が約175cmで強豪校としては小柄な横浜清風だが、リバウンドからのセカンドチャンスを生かして得点を重ねると、試合はロースコアの展開に。部長の青池竜也さん(3年)が「地道な走り込みにより、試合終盤でも粘り強いディフェンスができるようになった」と成長を振り返るように、相手の得点を55点に抑えて勝利した。
キャプテンの森勇翔さん(3年)は「インターハイ予選への良い弾みになった」と話し、リバウンドからの速攻に磨きをかけたいという。男子バスケ部顧問の三宅学教諭は「チーム目標は『全国大会出場』。現状に満足せず、一人ひとりがもう一段階上の意識を持ってプレーしてほしい」と選手を鼓舞する。