Yahoo! JAPAN

紅葉に染まる金山町「第四只見川橋梁」を走る只見線列車

日刊CJ

年間300日、奥会津やJR只見線の撮影をし続ける郷土写真家・星 賢孝(けんこう)さん。彼だからこそ知る四季折々の“美しき奥会津”をお届け。撮影アドバイスも紹介します。

【紅葉に染まる第四只見川橋梁を走る只見線列車(大沼郡金山町水沼地区)※2022年11月撮影】[撮影機種:Canon EOS R5、手持ち撮影、シャッター速度 1/640、F11、絞り優先]

幽玄と光芒の刻

只見線の列車は、紅葉が燃え立つ彩りの峡谷を走り抜け、第四只見川橋梁へと差し掛かる。深く切れ落ちる幽玄の峡谷は、錦秋の絶景を織り成し、自然の荘厳さを鮮やかに映し出している。遥か彼方には、会越国境の山々がその威容を鼓舞し、峡谷を睥睨(へいげい)するかのごとくそそり立ち、静寂の中でその存在感を傲然と放射している。

列車の轟音は、山々の間を奔(はし)る涼風と共鳴し、自然と人間の営みが交差する悠久の時を刻んでいる。光芒が織りなす変幻万化の大絶景。人知攻防の歴史や思惑等、笑止千万と笑っている。

撮影には、大栗山集落の入り口と中川方面とが交差する町道交差点付近に駐車。そこから杉林の中を只見川峡谷に向かって1kmほど歩くと峡谷の淵に出る。少し左に進んで行くとこの橋梁が見え、撮り鉄のための“鉄ちゃん道”がか細く続いている。レンズは24mmから105mmが妥当。

文・写真/星 賢孝

紅葉に染まる金山町「第四只見川橋梁」を走る只見線列車

住所
【今回の撮影スポット】
大沼郡金山町水沼地区&z=14

おすすめの記事

新着記事

  1. 大正駅周辺は居酒屋天国!女性ひとりでも楽しめるグルメ&お酒自慢の店【大阪】

    anna(アンナ)
  2. 【コメ高騰】西友で売られている輸入米「台湾産米むすびの郷」はどんな味? 食べてみた正直な感想

    ロケットニュース24
  3. 【パルワールド】総プレイヤー数3,200万人突破!今後のアップデート情報も公開【Palworld】

    攻略大百科
  4. 【ベローチェ】猫の日にプレゼトキャンペーンを開催!黒ねこエコバッグも発売決定

    攻略大百科
  5. 類まれなる先見性!織田信長は「先を読む力」で戦国最強軍団を構築した

    草の実堂
  6. 【セブン】ハイチュウ買うとすみっコぐらしのマグネットシートがもらえるキャンペーンを開催

    攻略大百科
  7. 【100均検証】これは壁コンセント革命だ! ダイソーやキャンドゥに売ってる『4個口スクエアタップ』がスゴイ…んだけど失敗した話

    ロケットニュース24
  8. 【京都ランチ】昭和感たっぷりの名食堂!1000円以下の定食が揃う「ゆきくら」

    キョウトピ
  9. 日本最長の歩行者用つり橋も!茨木に新たなアドベンチャーパークがオープン

    PrettyOnline
  10. 【全6種】「たべっ子どうぶつ」がガシャポンに!カバンや鍵につけたい『めじるしアクセ』全部欲しくなる神クオリティ♪

    ウレぴあ総研