堂々の高座、観客魅了 「はじめて寄席」に115人
「ティーンのはじめて寄席」(主催/やまとみらい)と題した全6回のワークショップの成果発表会が2日、シリウスサブホールで開かれ、市民ら115人が来場した。
大和市出身の落語家・柳家あお馬さんを講師に、公募で集まった小中学生や高校生8人が一から落語を学び、ワークショップの締めくくりとなる成果発表会で初めての高座をつとめた。
「空席以外はすべて満席。ご来場ありがとうございます」。鶴乃家福音さん(小4)はそう語って観客の笑いを誘い「からぬけ」を堂々と披露。演目が終わると会場から温かい拍手が送られた。
あお馬さんは「初めて落語をやる子どもたちを心配する気持ちもあったが、皆が持つパワーで見事にそれを跳ね返してくれた」と参加者たちの成長を喜んでいた。