【万引き、痴漢、事故】新潟県長岡市が職員3人を懲戒処分【長岡新聞】
長岡市役所
市職員3人を19日、懲戒処分したと長岡市が公表した。
スーパーで万引き
教育委員会課長(50代男性)は窃盗で停職6ヵ月。同職員2日午前10時45分頃に公務外で、市内のスーパーにて惣菜6点(約3000円相当)をレジを通さず店外に持ち出したところ、警備員に確保され、警察に通報された。本人への聴取の結果、その行為を認めたとともに、同様の行為が他の店舗3か所でも行っていたことを認めた。
電車内で痴漢行為
係長(40代男性)は減給10分の1(1ヵ月)。同職員は、昨年12月12日の休暇中、電車内にて酒に酔った状態で隣に座る女性の脚部に手の甲が触れる痴漢行為をおこなったとして、新潟県迷惑防止条例違反の疑いで任意の捜査を受けた。本人はその行為を認め、相手方と示談が成立し、今年3月27日に不起訴処分となった。
車での事故
消防本部消防副士長(20代男性)は人身事故で戒告。同職員は2021年11月4日に私用で市内の市道を自家用車で走行中、県道との交差点で道路標識に従い一時停止後に発信したものの、安全確認不十分のまま進行した。そのため左方道路から進行してきた普通乗用車と衝突し、同車の運転者に骨折等の傷害を負わせた。2022年2月15日付で略式命令を受けた。このたび相手との示談が成立した。
今回の処分について磯田達伸市長は次のとおりコメントを発表した。
「市民の皆様の市政へ対する信頼を著しく裏切ったことを深くお詫び申し上げます。長岡市として、再発防止に向け、全職員に対して改めて綱紀の粛正及び服務規律の確保を徹底し、再発防止と信頼回復に努めてまいります」
(長岡新聞:2024年6月27日付)