Yahoo! JAPAN

ジュビロ磐田の守護神・川島永嗣&新エース渡辺りょうに聞いたJ1復帰へ“かける思い”「新しいジュビロの歴史つくる」

アットエス

渡辺りょう(左)と川島永嗣


J2優勝&J1復帰を目指すジュビロ磐田が新監督にジョン・ハッチンソン氏を迎え、オリジナルスタイルを構築しようと動き出しました。

名門復活はなるか。ピッチの内外で奮闘が求められるGK川島永嗣と、移籍したジャーメイン良の穴を埋める活躍が期待されるFW渡辺りょうの2選手に話を聞きました。

GK川島永嗣「変わらなければ」

ーチームが始動した。
新しい監督の下で自分たちにとっても新たな挑戦が始まる。新しいメンバーもたくさんいるが、このチームで目標を達成できるようにやっていきたいという新鮮な気持ちで臨めたんじゃないか。

ー新監督の印象を。
まだ初練習で、前回のミーティングで話を聞いただけだが、監督がやりたいサッカーははっきりしている。自分たちがそれを1日でも早く吸収して表現できるようにしていきたい。

ー最年長として今季はチームに何をもたらすか。
自分自身はあまり年齢は気にしていない。やはり一番大切なのはピッチの上でパフォーマンスを示すこと。昨年の結果を受けて自分たちも変わらなければならないと思うので、そういうところを選手の中から作っていきたい。

ー昨季68失点はJ1ワーストタイ。今季の目標は。
終盤に失点が多くなった。失点してはいけない時間帯に取られることが多かった。チームとしても自分としてもそういうところでチームを助けられるようにやっていきたい。

ー練習中にも「攻撃はGKから始まる」という言葉がとんでいた。ビルドアップでも高いレベルが求められると思うが。
それは現代サッカーでGKに求められるもの。監督のやりたい中でGKがどう関わるかが大切になる。トレーニングで意図をしっかり理解し、GKグループの中でも意識したい。

ーサポーターとも交流し、決意も新たになったのでは。
昨年の苦しい状況でも最後まで自分たちを信じて応援してくれた。今年はしっかり期待に応えられるようにピッチで結果を残したい。

FW渡辺りょう「昨季最終節のサポーターの顔、一生頭に残り続ける」

ー磐田への完全移籍を決めた。その思いを。
昨夏に加入し、J1残留させることができなかった。その責任を果たしたいという一心だった。このクラブをJ1に戻すことはもちろん、同時に新しいジュビロの歴史をつくる1年目にしたい。

ージャーメインが移籍。点取り屋として期待がかかる。
優勝するチームには必ずストライカーがいる。J2優勝、J1昇格を掲げている以上、センターフォワードにいる選手が点を取り続けられないと目標には届かない。新監督の下、まずはチーム内競争に勝つことを考えていきたい。

ーハッチンソン監督の印象は。
求めているものははっきりしている。ミーティングや練習中でも繰り返し選手に要求している。それを表現するために毎日の練習を100パーセントで取り組む。全員がハードワークすることがベースで、その上でどう戦うか。一人一人がチームのために戦えば結果は付いてくる。

ー始動日から多くのサポーターが駆け付けた。
昨季の最終節のサポーターの顔は選手を辞めたあとも一生、頭に残り続けると思う。彼らを笑顔にさせることが僕らの仕事。最後に笑って喜べるように目の前の試合に全力で取り組む。

ー背番号「9」を背負う。具体的な目標は。
個人では20得点が最低限、必要だと思う。どのクラブにも特別な背番号がある。その番号を付けて自分がクラブを引っ張ってチャレンジしたい思いを伝えて了承してもらった。しっかりそういう思いを背負った自分の姿をピッチで見せたい。

【関連記事】

おすすめの記事