Yahoo! JAPAN

大和市綾瀬市 「壁」超えた催し盛況 3千人超がスポーツ交流

タウンニュース

快晴の下で汗を流した

第1回「大和・綾瀬スポーツフェスティバル」が2日、大和ゆとりの森(大和市福田)・綾瀬スポーツ公園(綾瀬市本蓼川)で開催された。快晴の下、およそ3200人が来場し、サッカーなどで汗を流した。

このイベントは、厚木基地の南側に位置し、東西で隣接する両公園を会場に、大和市と綾瀬市の共催で初めて行われた。

大和シルフィードやノジマステラ神奈川相模原など、両市をホームタウンとするクラブチームの協力によるサッカー教室や、両市のサッカー協会所属チーム同士の交流戦のほか、グラウンドゴルフやモルックなど「ニュースポーツ」の体験会なども行われた。

当日は、天候にも恵まれ最高気温20度の運動日和。子どもから大人まで幅広い世代が両公園でさわやかな汗を流した。

これまで、両市の境界線には南北180mにわたるフェンスの”壁”が設置され、東西の公園を分断していた。大和市側が前市長時代に取り付けたもので、公園利用者の利便性を阻害してきたが、昨年、古谷田力市長がその一部の撤去を指示した。

開会式に出席した綾瀬市の橘川佳彦市長は「大和、綾瀬という市境は公園を利用する方にとっては関係ないこと。多くの方たちが笑顔で参加し、広い会場で汗を流していた。開催できて良かった」と話した。

古谷田市長は来年にむけ「綾瀬スポーツ公園には野球場がいくつもある。次回は野球をテーマに開催を検討したい」と考えを明かした。

開会式に出席した古谷田市長(右)と橘川市長

【関連記事】

おすすめの記事