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品数と料理のクオリティに驚愕!店主のホスピタリティが詰まった甲子園口の週末限定ランチ 西宮市

Kiss

日本に生まれて良かったなと思うのは、“食事が美味しい” こと。今では世界のさまざまな料理が気軽に食べられるようになりましたが、やはり和食が一番落ち着くという人は多いのではないでしょうか。

JR甲子園口駅に、女性店主が創作する本格的な和食がカジュアルな雰囲気でいただけると評判の『食卓エンネ』(西宮市)。今年から週末限定の定食を始めたと聞いて取材に行ってきました。

お昼は相席食堂として営業

場所は賑やかな『ほんわか商店街』のメイン通りから少し西へ入ったところ。控えめな外観なので、通り過ぎないように白い暖簾を探します。

2022年にオープンして以来、夜のみの営業で基本は予約優先。いったいどんなお店なんだろう?と気になっていたので、お昼が食べられるようになったのはありがたい♪

「京風かす汁定食」1,800円(税込)※おばんざいは季節により変わります

定食メニューは週替わりで、この日は「京風かす汁定食」でした。かす汁とおばんざいが5種類前後、ご飯がついたボリュームたっぷりの内容。他の週では「けいらんうどん定食」や「中華粥定食」などもあるそう。

「身欠きにしんとなすびと万願寺唐辛子と車麩の炊いたん」全て別々に調理してから合わせます。「季節の野菜と果物のピクルス」女性らしい盛り付けとほんのり出汁を感じる絶妙な味つけ

まず、お盆に乗せられたおばんざいの品数に驚きます。盛り付けはどれも美しく、それぞれの食材に丁寧な下ごしらえが施されているのがわかります。

3日間熟成の「鶏のから揚げ」、「静岡から取り寄せたかまぼこのマスカルポーネとわさび漬けの和え物」、「菜の花のからし酢みそ」、「きのこのマリネ」など手の込んだものばかり

ひと手間もふた手間もかけた料理は、「京都の一般家庭で作られてきた惣菜」を意味するおばんざいとは思えないクオリティの高さ。

化学調味料は一切使わず、旬の素材を一番美味しく食べられる方法で調理することにこだわった品々は、どれも繊細で上品な味つけです。週末ということもあって、お酒を一緒に注文する人も多いのだとか。

「京風かす汁」お椀の中は野菜たっぷり

“京風かす汁”とは何ですか?と聞いてみると、同店ではかつおとこんぶで取った出汁と白みそをベースに、旬の野菜を使い、さらに白玉だんごを添えた店主の子どもの頃からの味なのだそう。

香り豊かな調味料が用意されているので自分の好みで味の変化を楽しんで

白玉だんごが入ったかす汁を食べたのは初めてですが、つるんとのど越しがよく小ぶりなので食べやすい。最後にやさしいお出汁の味わいと白いご飯でほっと締めくくれました。

店内は大小のテーブルが一つずつ、カウンターとこじんまり。相席食堂の意味がわかりました

店主はとにかく料理が大好き。とはいえ、ただの“料理好き”ではなく、割烹での修業経験もある本格派です。家庭の味を大切にしながら、味覚、視覚、香り、食材の組み合わせなど、今まで培ってきた知識や技術を惜しむことなく提供しています。

プラス700円で手づくりケーキとコーヒーまたは紅茶付きのセットも

「満足して帰ってほしい」というホスピタリティがぎゅっと詰まった超穴場店の昼定食。週末の楽しみの一つになりそうな予感がします。


場所
食卓エンネ
(西宮市甲子園口3丁目21-2)

営業時間
ランチ13:00~17:00 ※金・土曜日限定
ディナー 16:00〜21:00 ※基本予約営業

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