『フレンズ』スピンオフ『ジョーイ』、幻の最終8話が20年を経てついに解禁！
2004年から2006年まで放送された『フレンズ』のスピンオフ『ジョーイ』は、低視聴率のため、米国内での放送がシーズン2の途中で打ち切られた過去を持つ。しかし、この度、その最後の8エピソードが米国で初めて配信されることになった。米Deadlineが報じた。
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幻となった最終章！『ジョーイ』の未放送エピソードがYouTubeに登場
約20年の時を経て、ワーナー・ブラザースは、マット・ルブラン主演のスピンオフ『ジョーイ』のファンに対し、長らく待たれていたシーズン2の最後8話を公開した。
今年の初めにシリーズ全編のアップロードが始まって以来、『ジョーイ』の全エピソードは、現在『フレンズ』の公式YouTubeチャンネルで視聴可能となっている。この措置は、世界中の『フレンズ』ファンにとって大きなサプライズとなったに違いない。
『フレンズ』放送枠を引き継いだ期待作がたどった道のり
『フレンズ』が記念碑的な10シーズンの放送を終えてからわずか4か月後、NBCでプレミア公開された『ジョーイ』。主演のマット演じる主人公、俳優ジョーイ・トリビアーニが新たな夢を追ってニューヨークからロサンゼルスへ引っ越し、そこで妹のジーナ（ドレア・ド・マッテオ）と、天才肌の甥マイケル（パウロ・コスタンゾ）と同居するために再会するというストーリーが描かれている。
『フレンズ』の木曜夜の放送枠を引き継いだ『ジョーイ』は、パイロット版で1,860万人の視聴者を獲得するという堅調なスタートを切った。しかし、シリーズが進むにつれて視聴率は下降線をたどる。シーズン1の平均は1,020万人、シーズン2では710万人まで落ち込んだ。
NBCは、2005年12月に番組を木曜夜の番組枠から外し、2006年3月に火曜日の枠でネットワークに復帰させた。だが、わずか1回の放送後に再び打ち切られるという憂き目に遭う。ネットワークは、2006年5月に2シーズンでの正式なキャンセルを決定した。
結果として、NBCによって放送されなかったエピソードが8話残ることになったが、これらのエピソードは国際的には他のネットワークを通じて放送されていた。そして約20年が経過し、ついに本国アメリカのファンも、ジョーイのLA生活の結末を見届けることができるようになったのである。
『ジョーイ』は日本ではシーズン1がU-NEXTにて配信中。シーズン2はDVDリリース中。（海外ドラマNAVI）
参考元：Deadline
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Photo:(C)Bright/Kauffman/Crane Productions in association with Warner Bros. Television Production Inc.