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種子島で放浪していた犬を保護→お世話した男の子が『名付け親』になり…感動の結末に涙が止まらないと4万再生「素敵なご縁」「おめでとう」

わんちゃんホンポ

今回ご紹介するのは、Instagramアカウント「tanegashima.animal.rescue」に投稿された1本の投稿です。投稿は4万6000回以上も再生され、「涙が止まらない」「優しくお世話してくれたおかげだね」「幸せになれますように」など、多くのコメントが寄せられ話題になっています。

島にいた放浪犬

今回の投稿者は、種子島でアニマルレスキュー活動をされている吉岡裕美さん。保護されたのは『ユウ』ちゃんという白いわんこです。

ユウちゃんは、道で彷徨っていたところを保護したわんこだそう。発見したのは福岡からボランティアのために2週間、種子島にある投稿者さんの家に泊まっていた親子です。

親子は1日だけ観光に出た際にユウちゃんを発見し、観光を諦めて連れて帰ってくれたそうです。

飼い犬である可能性を考えて役場などに問い合わせしたものの、ユウちゃんの飼い主を名乗る人は現れませんでした。

とはいえ、ユウちゃんの体は保護当時からボロボロ…。爪は伸び放題でノミだらけ、フィラリア検査も強陽性と、適切な環境でなかったことが伺えたといいます。

飼い犬かもしれないので役場や警察、保健所にも問い合わせしましたが、長い間飼い主は現れませんでした。

名付け親の男の子

親子が種子島にいる2週間の間、息子さんのリョウくんが毎日ユウちゃんのお世話をすることになりました。リョウくんは犬を飼ったことがありませんでしたが、ユウちゃんのお散歩係を買って出てくれたそうです。

徐々にお散歩が上手になり、2人でどこまでも歩いていけるほどになったそう。ユウちゃんに名前をプレゼントしたのも、リョウくんだといいます。

幸せを掴んだユウちゃん

そして、ユウちゃんに素敵な知らせが入りました。吉岡さんの努力が実り、トライアル希望者と繋がることができたのです。それは種子島の人で、ユウちゃんを室内で飼養できるということでした。

これ以上ないほどの幸せな展開でしたが、さらに嬉しいメッセージが届きます。トライアル中の里親さんが、「すでにうちの子です」と正式な譲渡を申し込んでくれたのです。

後日、里親さんから送られてきた動画には、ニコニコ笑いながら走るユウちゃんの姿が…。これからの幸せが約束されているような笑顔に、見ている方まで心温まりますね。

この投稿には「素敵なご縁があってよかった」「ずっとの家族おめでとう!!」「今が一番幸せだろうね」といったコメントが寄せられています。
Instagramアカウント「tanegashima.animal.rescue」には、保護活動の動画がたくさん投稿されています。気になる方はぜひチェックしてくださいね。

写真・動画提供:Instagramアカウント「tanegashima.animal.rescue」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。

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