【「豆のだし」で、メニュー拡がる! ようこそ、豆乳食堂へ】中華風豆乳うま煮
大豆を絞ってつくられる豆乳は、いわば「豆のだし」。飲み物というイメージをいったん横に置き、だしとして活用してみたら、こんなにバラエティー豊かなレシピが生まれました。
本格チャンポンのように見えますが、鶏ガラや豚骨をコトコト煮出さなくてもいいんです。豆乳と豚肉、かまぼこからもいい味が出るから、スープの素さえいりません。
【レシピ】中華風豆乳うま煮
1 白菜はザク切りにする。かまぼこは5mm厚さに切る。豚肉は2~3cm長さに切り、片栗粉大さじ1をまぶす。
2 フライパンに水カップ1と白菜、かまぼこを入れ、塩小さじ2/3をふって中火にかける。煮立ったらふたをして弱めの中火にし、2分間ほど煮る。
3 豚肉を加えて中火にし、よく混ぜながら火を通す。豆乳を加え、煮立たせないように注意して混ぜながら温め、沸騰直前にしょうゆ小さじ1/2を加えて混ぜる。味をみて足りなければ塩少々で調え、器に盛って好みで練りがらしを添える。
[1人分300kcal 調理時間10分]
【教えてくれた人】長谷川あかり(はせがわ・あかり)
料理研究家、管理栄養士。「愛飲歴は高校時代から」という、筋金入りの豆乳ラバー。「そのままでもおいしいし、料理にちょい足しもできて優秀。たんぱく質を補給するためにも、毎日飲んだり食べたりしています」
撮影・木村 拓(東京料理写真)
スタイリング・大畑純子
取材&文・奈良結子
NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』2024年9月号より抜粋