ヴィヴィアン本店、ロンドンの「ワールズエンド」に行ってきた!
今年1月、イギリス発祥のファッションブランド、「ヴィヴィアン ・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」の本店である「ワールズエンド(Worlds End)」を訪れた。
ロンドンの南西、チェルシーに位置する大通り、キングスロード(King’s Road)に「ワールズエンド」はある。お店に近づくとまず目に飛び込んでくるのはそのファンタジックな外観だ。「Vivienne Westwood」とブランドロゴが刻印された大きな時計とターコイズブルーに染まった扉と窓。世界中に展開するハイブランドの本店にしては予想外にミニマルな印象を受ける。
小さなドアを開けて中に入ると、壁一面にアイテムが飾られたヴィヴィアン好きにはたまらない空間が広がっていた。閉店30分前に訪れたため、店内は比較的空いていた。
店の奥の方にカバン類が飾られた大きな棚があり散策していると、日本人の女性店員に話しかけられた。関西弁を話す彼女曰く、今日は丁度セールをやっており、店内商品の多くが40%引きになっているそう。日本にアイテムが展開される時にはさらに40%増しで売られることもあるため、今日ここで買えばセールと合わせてかなりお得だと教えてもらった。
見つけたのはハート型のウォレットショルダー。黒のベルベット生地に大きなオーブのロゴが装飾されており購入を決めた(下世話ながら後日、日本のショッピングサイトで同じアイテムが2倍近い金額で売られているのを発見し喜んでしまった)。
他にもブランドロゴが大きく刺繍されたベレー帽やシャツなど数多くのファッションアイテムが置かれており、「ワールズエンド」限定アイテムもあった。
店舗自体は地下もありそうであったが、商品が売られているのは小さなワンフロアのみ。世界的ハイブランドの本店にも関わらず、その発祥地として当時の雰囲気が未だ残されているような空間であった。
また、別日にはロンドンの中心地コンドゥイット・ストリート(Conduit Street)にある「ヴィヴィアン ・ウエストウッド」旗艦店へ。こちらは店内に入るまでに行列ができており、15分ほど待った。そして、客のほとんどはアジア人。Y2Kブームにより、特にアジアでの人気が再燃している影響が見て取れた。
ロンドンパンクファッションの代表格「ヴィヴィアン ・ウエストウッド」の発祥地、「ワールズエンド」。そこに足を運ぶという一つの憧れが叶った旅であった。