「ザ・ペンギン」第4話、マーク・ストロングがカーマイン・ファルコーネ代役務める
DCドラマ「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」第4話『チェント・アンニ』では、本家『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の主要キャラクターがリキャストされて再登場した。キャスト変更の背景や演技の一貫性について、ショーランナーのローレン・ルフランが語っている。
この記事には、「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」第4話『チェント・アンニ』のネタバレが含まれています。
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DCドラマ「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」第4話『チェント・アンニ』ではソフィア・ファルコーネの壮絶なバックストーリーが描かれ、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』作中で死亡した父・カーマインがフラッシュバックで再登場を果たした。しかし演者は、映画版で演じたジョン・タトゥーロから、『シャザム!』シリーズや『グリーン・ランタン』(2011)などDC作品でお馴染みのマーク・ストロングに引き継がれている。
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米の取材に応じたルフランは、「当初はジョン(・タトゥーロ)にカーマイン・ファルコーネとして復帰してもらいたかった」としつつ、彼のスケジュールの都合で実現しなかったことを明かしている。そして「あの重厚さと冷酷さを持っている俳優は誰か?」という点を重視した結果、マーク・ストロングが新たなカーマイン役に選ばれたという。
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「彼はソフィアの物語にとって非常に重要な存在だったので、フラッシュバックシーンがどうなるか見るのは本当にエキサイティングでした。この物語にカーマインを登場させないわけにはいかなかった。ソフィアの物語とカーマインの物語が絡み合うよう、かなり具体的に計画していました。」
タトゥーロ、ストロングによるカーマイン役の演技に一貫性を持たせたかったとしつつ、設定上の違いを1つ指摘したルフラン。第4話の過去パートはソフィアの子供の頃と、現在から10年前が舞台となるため、『ザ・バットマン』の時より「若いバージョン」のカーマインだと述べている。「彼らは年齢的に近いですが、(『ザ・ペンギン』では)少し若いんです」。
その上でルフランは、『ザ・ペンギン』でのストロングの演技をこう評している。「ソフィアとの関係では存在感を示すことがとても重要です。温かみを見せつつも、その内面に非常に冷たいものがある。彼を見ていて一貫性を感じましたし、あれが彼女の父親なんだと思いました」。
また米のインタビューでは、視聴者に対して次のメッセージを贈っている。「最初に彼を見たら、“ああ、自分はジョン・タトゥーロに慣れてしまったんだな”と感じるかもしれませんが、マークは異なる重厚感をもたらしてくれます。エピソードの最後までに、視聴者が“これがカーマイン・ファルコーネだ”と感じ、マークの演技に引き込まれていることを期待しています」。
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