ウーマンラッシュアワー村本「おかしいものをおかしいって言える社会にするにはどうしたらいいのか」
鋭く社会問題に切り込む芸風で一時は年間250本仕事があったウーマンラッシュアワーの村本大輔が翌年は年間1本にまで激減してしまったという。7月2日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、村本大輔と大竹まことが“おかしいもの”を“おかしい”と言える社会にするためにはどうすればいいのか語り合った。
村本「大竹さん、この前、居酒屋で飲んだ人が辺野古の工事をしてる人だったんですね。彼らは『生活のためだからしょうがない』と言うんです。県外の企業ばっかりが警備会社とかやっていて全然地元に金が落ちてこないじゃかいかと。みんな自分の家の生活の話をするんですよね。そんな中で、おかしいものにおかしいって言えるような国民をちゃんと残すにはどうしたらいいんですか」
大竹「どうしたらいいんだろうね。村本の言うことはよくわかるよ。その人は埋め立ての工事を請け負わなければ自分の家族を養えないわけだからね。でも何を埋めているのかっていうと、もしかしたら遺骨の埋まっている山を崩して埋めているっていうことはわかっているんだよね。でも、やっぱり食わなくちゃいけないっていうせめぎ合いの中で、その人は生きている。ただ両方からの見方をちゃんとテレビ、ラジオ、新聞は伝えなくちゃいけないよね。両方あるぞってことがわかるようなメディアであってほしいと俺は思うよ」
村本「テレビとかで発言する時は逆の意見も言わなくちゃいけないと思うんですよ。まず、自分の思っていることをハッキリ言うところから始める。そしたら違う人が『いや違う。俺はこう思う』って言う。それこそが空気のいい社会だと思う」
大竹「もちろん!村本の言う通りだと思うよ」