多言語で読み聞かせ 外国人の親子が披露
THEアート・プロジェクト多文化読み聞かせ隊は8月17日、国際交流センター(木月祗園町)で「いろいろな国の言葉で世界の絵本と紙芝居」を行った。当日は日本在住の2カ国の外国人親子が集まり、ネパール語・英語・中国語・ドイツ語・日本語で絵本の読み聞かせを披露した。
同団体のメンバーであるネパール人のラクシカ・アリヤル・シバコティさんは娘のイステュティさん(9)と共に、ネパールの本『悪い犬』を日本語とネパール語で紹介した。イステュティさんは「最初は大変だったけど、最後は上手く読めた」と笑顔で話した。ラクシカさんも「絵本を通じて多様な考え方を学ぶことができる。今後も参加したい」と話した。同団体の三沢範子代表も「地道に活動を続けたい」と語った。