ソフトバンク・有原航平が国内FA権取得「支えてくれた皆様のお陰」古巣・日本ハムにも感謝
昨季NPBに復帰した31歳が国内FA権取得
ソフトバンクの有原航平投手(31)が18日、国内FA(フリーエージェント)権の資格取得条件を満たした。有原は日本球界に復帰した2023年から3年契約を結んでいる。
広陵高から早稲田大を経て2014年ドラフト1位で日本ハムに入団した右腕は、1年目から先発ローテーションの一角として8勝を挙げ、新人王を獲得。翌2016年には初の2ケタ勝利(11勝)、2019年には15勝を挙げ最多勝に輝いた。
2020年オフにポスティングシステムを利用し、MLBのレンジャーズへ移籍。4月14日のレイズ戦でメジャー初勝利を挙げるも、その後は故障などの影響で振るわず。2022年オフにFAとなり、ソフトバンクへ移籍し、3年ぶりに日本球界へ復帰した。
昨季は17試合に先発し、チームトップの10勝、防御率2.31と安定した投球を見せた。今季はここまで3試合に先発して1勝2敗、防御率3.48。NPB通算成績は149試合に登板(先発は145試合)して、71勝57敗2セーブ1ホールド、防御率3.55となっている。
有原投手のコメントは以下の通り。
○有原航平投手コメント
まず北海道日本ハムファイターズに入団し、良い時も悪い時も見守って下さった当時の監督栗山英樹さん、お世話になったファイターズのフロント、スタッフ、コーチの皆様に感謝いたします。
また、福岡ソフトバンクホークスに迎えていただき、チームの皆様のサポートにも心より感謝いたします。
支えてくれた皆様のお陰で本日FA権を取得する事が出来ました。 今後も、チームのために自分ができることを精一杯、目の前の試合を全力で戦っていきたいと思います。
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記事:SPAIA編集部