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【横浜市保土ケ谷区】上星川小 本格コーヒーを体験 環境保全考える契機に

タウンニュース

内田さん(左)と共に作業する児童

市立上星川小学校の個別支援学級の4年生と6年生が9月16日、上星川の壹尺珈琲でコーヒー豆の焙煎などを体験した。コーヒーを作る上で出るコーヒーのかすなどを有効活用する取り組みを新たに模索するなど、環境保全への関心を高める機会にもなった。

これは総合学習の一環で行われたもの。同校の個別支援学級の担任を務める藤田直教諭は、7月24日にオープンした同店のコーヒーを気に入り、店主の内田啓太さんに協力を呼び掛けた。

児童は水出しアイスコーヒーとミルクブリューを試飲。内田さんからコーヒー豆などの説明を受けた後、焙煎や不良豆を取り除く選別作業などを体験した。挽いた豆を自分たちで描いた絵などが印刷されたオリジナルパッケージに梱包して持ち帰った。

コーヒー豆を焙煎する際に剥がれ落ちる薄皮「チャフ」を店内の壁に使っていることや、一週間で約5kgのかすが出ることを内田さんから聞き取り。児童はこれらの使い道について、今後考えていくとした。

藤田教諭は「教えていただいたことをSDGsの取り組みに活かしてほしい」と話し、引き続き児童の学習を見守る。内田さんは「子どもたちと交流し、どこか懐かしい気持ちになった。今後も協力できることがあれば、ぜひ力になりたい」と笑顔で話した。

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