赤ちゃんが大泣きする理由、実は「眠すぎて限界」だった!?【90分周期で9割の子が本当に眠ってくれる!】
謎のぐずり泣きは疲れが原因?すぐに眠らせてあげましょう
赤ちゃんは疲れるとイライラして興奮し、大声で泣いたりします。大人にも眠れないほど疲れた経験があれば、これがどのくらい不快な状態か理解できるでしょう。
疲れきった赤ちゃんはとても不快で、だれかに助けてもらわないと眠れなくて泣くのです。
この状態が「謎のぐずり泣き」です。みなさんも赤ちゃんのぐずり泣きに困った経験が一度はあるかもしれませんね。
しかし、母親学級などではこのことを教えてくれません。
ベテランの小児科医でさえ、赤ちゃんが泣くのは、「おなかがすいている」「さびしい」「退屈」「おなかにガスがたまっている」「おむつが濡れている、汚れている」「不快」「体調が悪い」「歯が痛い」「歯以外にどこか痛むところがある」のいずれかだという場合もあります。
赤ちゃんがぐずりだしたら、必死になって、授乳、おむつがえ、遊びのフルコースを試すのではなく、まずは赤ちゃんが眠るのを手伝ってみましょう。
授乳して落ち着くのは、これはミルクがほしいのではなく、吸う動作に集中して心が落ち着くという場合もあるのです。授乳は悪いことではありませんが、赤ちゃんの眠りのサインに気づいたら、寝かしつけを優先させてみましょう。
そして赤ちゃんが眠たがっているときは、できるだけ大人の用事はあとまわしにするようにしましょう。
スーパーマーケットのレジで大泣きしていた赤ちゃんが、帰りの車のチャイルドシートでころっと寝てしまうようなことがありますね。赤ちゃんは買い物が嫌いなのではなく、眠りたがっていたからぐずっていたのでしょう。
大人は泣いている理由がわかるとほっとするのではないでしょうか。
【出典】『90分周期で9割の子が本当に眠ってくれる!』著:ポリー・ムーア, 監修:成田 奈緒子