富士スピードウェイを走ってみました!日帰りでもおすすめの富士スピードウェイホテル
SBSアナウンサーの水野涼子です。
先日LiVEしずおかの取材で小山町にある「富士スピードウェイ」と、サーキットに隣接する「富士スピードウェイホテル」に行ってきました。
数々の大きな大会が開かれている富士スピードウェイ。フォーミュラカーなどが走るコースは、特別な免許がないと走れないと思っていませんか?
実は普通運転免許しか持っていない私でも走れるんです!
富士スピードウェイでは「体験走行」をできる日があり、国際的なレーシングコースを3周する事ができます。
様々な体験プランがあり、自家用車でも走る事ができますが、今回は富士スピードウェイホテルのゲストが事前予約できるレンタル車両の中からスープラをお借りしました。
富士スピードウェイといえば、印象にあるのはヘアピンカーブ。今はアドバンコーナーという名前で鋭角に曲がるコーナーがあります。
車の運転は大好きなんですが、これまでサーキットを走った事がないのでU字に折り返すようなカーブを上手に走れるのか、前日からドキドキ…。
でも説明を聞いて安心しました。
ペースカーの後ろに並び、約車5台分、間隔をあけて走ります。前の車を追い抜く事は禁止です。
いざ出発!
最初は60キロ前後のスピードでコースに慣れていきます。とにかくペースカーについていくのがやっとでしたが、コースの位置取りもペースカーがしてくれますので安心して走る事ができます。カーブでは体が揺れましたが、もっと上手にカーブを走りたいと欲も出てきました(笑)。
わぁ気持ちいい!感動!!と思ったのは日本で一番長い1.5キロのストレートの部分。ここでは自己最高のスピード、130キロの速度で走りました。観客席を前に、気分だけはトップレーサーです!
実際走ってみるとサーキットにはかなり高低差がある事に驚きましたし、コースの幅も広く安全にできているんだなぁと実感。
体験走行は税込3300円/1台(4輪・2輪とも)。
乗車定員いっぱいまで乗車できますので、家族全員で乗っている方もいらっしゃいました。モータースポーツをより身近に感じる事ができますよ。詳しくは富士スピードウェイのホームページでご確認下さい。
体験走行を楽しんだ後におすすめなのが隣接する「富士スピードウェイホテル」での日帰り入浴。事前予約をすると手ぶらで温泉を楽しむ事ができます。
温泉の扉も車がモチーフの作品になっています。露天風呂もありゆっくりできそうです。
今回の取材は富士スピードウェイホテルの正木剛志朗さんに案内していただきました。ホテル1階にある車のミュージアムはもちろん、館内至る所に車のモチーフがあります。
ゆっくり宿泊して楽しむのもいいですし、静岡県内の方でしたら食事や喫茶の日帰りでの利用もおすすめです。
ランチメニューもありますが、私はピーチとハーブを使ったアフタヌーンティーをいただきました。アフタヌーンティーは前日までに予約が必要ですが、飲み物がおかわり自由なのでゆっくりされる方が多いようです。
夏に人気なのが静岡県産のメロンが主役のメロンのかき氷。
富士山に見立ててあるの、分かりますか? ラウンジの窓からは晴れていれば富士山もきれいに見えます。
このかき氷のメロンも静岡産ですが、ホテルでは静岡の地酒を取り揃えていたり、県産の食材がふんだんに使われていて、宿泊者の朝ごはんには東海道の宿場町丸子のとろろ汁も出たりするそうです。
海外からのお客様も多いそうで、静岡の食の魅力がたくさん発信されていて嬉しくなりました。
富士山とサーキット両方が見える屋根のないテラスではこの夏初めてビアガーデンも始まりました。夕方の涼しい風の中、とっても気持ち良かったです。
サーキットを走ったり、レースを見たりする躍動的な部分と、ホテルで静かにゆっくりできる部分、両方の魅力のある場所でした。
静岡県の東部地域、小山町周辺ではモータースポーツを活かした町づくりも進んでいてこれからモータースポーツの楽しみ方も広がりそうです。
一足早い大人の夏休みを満喫できました。
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■富士スピードウェイホテル
住所:駿東郡小山町大御神645
TEL:0550-20-1234