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私の住む島根県浜田市の誇りといえば、伝統芸能である「石見神楽（いわみかぐら）」です。

その石見神楽が2025年6月19日、20日に大阪・関西万博で特別公演されることとなりました～！！
私も実は子供神楽社中に所属していましたので、今回の万博出演はとても嬉しいことです。しかも今回のステージは石見神楽を見慣れた浜田市民も驚きの舞台になること間違いなし！なんです。

石見神楽の特別公演が大阪・関西万博で！

なんと今回、万博の練習会場に少しおじゃまさせてもらいました。
万博での石見神楽公演は、一連のストーリーで構成され、まず儀式舞から始まり、そして大江山、おなじみ恵比須、最後に大蛇が上演されます。

石見神楽が万博で初めて上演されたのは1970年の大阪万博。万博での石見神楽は55年振りという事で、なんと大蛇55頭が舞台を埋め尽くします。

EXILEのライブ演出家が舞台を作り上げる！

この大舞台を創り出していただくクリエイターとして、舞台の総合演出は、株式会社LDH　JAPAN所属でEXILEの振付やライブの演出をされている「PATO」さんです。

石見神楽キービジュアルは、YOASOBIのキービジュアルなども手掛けられている「COTOH」さんです。

そのほか多くの方々のご協力により、今回の万博で石見神楽がさらに注目を浴びることになるでしょう。

浜田市観光交流課の力石課長に万博公演についてお話しをうかがいました。
「万博一般催事部門の公募の際に浜田市が石見神楽で応募し、かなりの倍率を勝ち抜き、今回の浜田市単独公演が叶いました。石見神楽の日本遺産認定や浜田市単独での石見神楽国立劇場公演などのこれまでの取組が評価されたものと考えています。この公演に際し、企画運営を担当する株式会社セレスポの提案で、PATOさん、COTOHさんの協力を得ることができました」

まさに郷土芸能と現代アートのコラボですよね！

この日の練習はPATOさんをはじめとする演出班の皆さんと、地元メディアもたくさん取材に来られていました♪ ネタバレになるため写真はNGでした！

今回の公演で大蛇の演出を舞子の立場で支えている深ケ迫さんにお話をうかがいました。

「万博では、浜田市全域の神楽団体と皆さんと協力して大蛇を披露します。各地域で囃子も違えば、技の作り方も違い、そもそもそこを揃える所が難しいのですが、それに加えて、ホール神楽でも経験していないような、大きさのステージで演舞を行うため、大蛇のフォーメーション組、移動距離等を考案するのが苦労した点です。また、今回は照明演出や、舞台特殊効果、効果音やプロジェクションマッピング等、様々な演出が盛り込まれているので、普段通りの神楽+特殊演出に合わせる必要があるので、より研鑽が必要となります。演出家PATOさんの元、石見神楽を披露できるのは、滅多に無いことなので、是非会場でご覧頂きたいと思います。また、石見神楽は世界に誇れる伝統芸能であるということを、地元の皆様にも伝わるように、しっかりと全世界に発信したいと思います」

普段から石見神楽に熱い深ケ迫さんですが、この日の練習の際もスタッフ側と演者側の間に入って大変な思いをされているにも関わらず、目を輝かせてお話しくださいました。

石見神楽を創り出したまち浜田として、浜田市が一丸となって世界にお届けするこの「EXPO 2025 大阪・関西万博 特別公演 Iwami Kagura Heroes」をぜひ会場でご覧になってください！！

公演情報

石見神楽 大阪・関西万博特別公演
日時：
2025年6月19日(木）18:00～
2025年6月20日(金)10:30～/14:00～/18:00～
会場：EXPOホール「シャインハット」