土日のみ営業!福崎町の人気店『one for two』のふわもち食感ドーナツ♡ 福崎町
美味しくて体にも心にも優しいスイーツをお探しの方必見!福崎町に店を構える土日限定のドーナツ店『one for twoーおかしのたねー』を紹介します。
こちらただのドーナツ店ではありません。ドーナツ好きにはもちろん、“ジャンキー”なイメージで敬遠していた方にも訪れてほしい、職人の信念が詰まったお店なんです!
店主の松本有美さんは料理研究家で、以前はカフェを経営されていましたが、本業との両立が難しく一度閉店。それでも接客への想いが強く、パン職人の経験とドーナツ好きを活かして、“週末限定のお店”として同店をオープンされました。
販売するドーナツのテーマは「甘いだけじゃなく、飽きずに食べ続けたくなる味」「子どもが食べるなら体にも優しく」。その想いが、材料へのこだわりに表れています。
そんな材料選定には面白いこぼれ話が。当初、何十種類もの小麦粉・卵・牛乳などを用意して、さまざまな組み合わせでドーナツを試作。その全てを銘柄や価格がわからないようにして食べ比べた結果、味だけで選んだ一番美味しいものが、偶然、最も高価な材料の組み合わせだったそうです。
生ドーナツから季節限定ドーナツまで、十数種類あるドーナツの中で、まず食べてほしいのが「ベーシック」。シンプルだからこそ、シュガーの配合や発酵のタイミングに最も気を遣う一品だそう。揚げ油までこだわり抜かれており、一番人気も頷けるふわもち食感。もたれず何個でもいけます!
次に人気なのが自家製カスタード入りの商品。濃厚なのに不思議と重くない絶妙な甘さのバランスに、料理研究家である松本さんの腕が垣間見えます。「カスタード」や、バーナーで香ばしく仕上げた「クリームブリュレ」にたっぷり入っています!
ダブルチョコは高級パティスリー御用達のヴァローナチョコを贅沢に使用。舌の温度でとろけて広がる濃厚チョコの満足感がすごい!
甘酸っぱいのがお好きな方は「ダブルストロベリー」、疲れている方は体に優しい丹波黒豆の「きなこ」もGOOD!
夏場には冷蔵の北海道純生クリーム系が人気でよく出るそうです。あったか冷たいが病みつきのモンキードーナツや、一番甘い時期を見極めて仕入れた旬のフルーツが贅沢に使われている季節限定フルーツドーナツも見逃せません。
ドリンクも絶品!キャラメルラテは、ラテ・自家製コーヒーゼリー・アイスが一度に楽しめるスイーツ級!他にも果実感たっぷりのビネガーソーダやマンゴーラッシーなど、丁寧な手仕事が光ります。
提供されるスイーツやドリンク全てにおいて、素材や製法に徹底的にこだわり、『本当においしいもの』を追求。その結果、季節限定商品は「売れるほど赤字になることもある」とか。それでも通ってこられるお客様もいるので、価格はなるべく据え置いているとのこと。潔すぎじゃありませんか!?
価格高騰が話題になる昨今。「経営、大丈夫ですか……?」と余計な心配を投げる筆者に、「妥協したくなる時はありますよ?チョコも、開店当初から比べて倍以上に値上がりしているんですけど……でも味が落ちるから変えられなかったんです」と笑う松本さんの目は真剣そのもの。その背景にはこのお店の価値観が大きく影響していました。
幼い頃からご両親の影響もあり“体に良いもの”に囲まれ、出会いや経験を通して、食が人をつなぐ力を実感された松本さん。知らない土地で育児をする中、手作りお菓子がきっかけで会話が生まれた経験が、今のお店づくりに繋がっているそう。
作って提供するだけでなく、誰かがそれを食べて、幸せを感じて……そんな風につながってこそ“完成”する――そうおっしゃる松本さんがお店をしていてよかったなと思う瞬間は、「おいしかった」のメッセージをもらう時。何度もリピートしてくれる常連さんの行動や、長蛇の列にも並んでくれるお客様の優しさも日々の原動力になっているそうです。
迷われたり、悩まれたときはいつも基本「食べ物は人と人をつなげてくれる」に立ち返るとおっしゃる松本さん。まるで、“ベーシックなドーナツ”みたいです。
何度でも食べたくなる味。ギルティーフリーなドーナツはあなたの日々に確実に幸せと笑顔を生んでくれるはず!
場所
one for two -おかしのたね-
(神崎郡福崎町南田原2232-1)
営業時間
11:00~16:00
※営業日や最新のラインナップは、公式Instagramをご確認ください
定休日
月曜~金曜日
駐車場
有