藤枝MYFCが愛媛FC戦で4ゴール!4点目のMF杉田真彦「みんなから、ちょろちょろシュートと言われたけど(笑)」
敵地で愛媛FCを4−2で下した藤枝MYFC。前節に続きスタメンで出場したFWアンデルソン選手は先制を含む2得点と躍動し、5戦ぶりの勝利に貢献しました。MF浅倉廉選手、杉田真彦選手もそれぞれゴールを決めて攻撃力を発揮。各選手が試合を振り返りました。
FWアンデルソン
―2得点の活躍だった。
やはり自分はFWなので(得点は)自信につながるし、気持ちも楽になります。冷静に決めることができたので良かったです。
―自身の2点目はショートカウンターからの良い形だった。
川上選手がボールを奪った瞬間に良い形でカウンターに出ていたので、彼に「待て」と声をかけました。彼も上手くタイミングをつくってくれて、あのスペースにアタックすることができました。ボールをもらってGKのポジショニングまで見られたので、本当に冷静に決めることができました。
―今季リーグ戦ではゴールがなかったが、2発と結果が出た。
去年はけがが多くて思うようなシーズンになりませんでした。今年は出るチャンスが少なくて、でも出た時にはしっかり結果を出せるように練習からハードにやっていたので、今日こうして良い形で終わることができて本当に良かったです。
―4連敗後に良い形で勝つことができた。
流れが悪い時に強いメンタルが大事になると思います。試合前に監督から「自信を持ってやりなさい」と言われていました。みんなも前半から決めてやろうという気持ちでこの試合に挑んだので、良い形から点を取れて勝ち点3につながって良かったです。
―先発出場した前節からの改善点は?
こういう時のために練習からハードに取り組んでいます。前節は個人的には悪くなかったです。得点を決める場面はありませんでしたが、今日はあのように良い形からチャンスシーンがあり、そこを冷静に決められました。
―次戦に向けて。
次はホームなので、しっかり勝ち点3を取らなければいけないと思いますし、連勝しなければいけないので、そこに向けてやっていきたいです。
MF浅倉廉
―前日が誕生日で、24歳での初ゴール。
点を取りたい気持ちはありましたが、まずはチームとして勝つことが一番だったので、勝てたことが一番良かったです。
―ゴールシーンを振り返って。
あのようなシーンは結構、相手に当ててしまうことが多かったのですが、強く打つこととコースをしっかり狙うということが冷静にできたので、ゴールにつながったのだと思います。
―先制し、乗っていける形での得点。
今までは良い時間帯で点が取れずに負けてしまうことが続きましたが、良い時間帯で先制できたので、2点目、3点目が大事になると思っていました。その中で得点できたので良かったです。
―自身5試合ぶり3ゴール目。チームも4得点と結果が出た。
あれだけ点を取れるというのは自信になりましたが、もっと取らなければいけなかったとも感じます。ここから連戦なので、意識を次の試合に向けて、良い部分を継続していきたいです。
―ホームでの次戦に向けて。
今日のように最初から自分たちの形で得点できるようにやっていきたいです。
MF杉田真彦
―チーム4得点。課題を克服できたような内容になった。
前半に畳みかけるというところは須藤監督になってからずっと継続していました。超攻撃的なところを前半から出すことによってあのような試合運びができました。ここ最近では一番良い入りができたと思います。
―その要因は?
ハイプレスがはまったことだと思います。アデ(アンデルソン)が早い段階でPKをもらって、ストライカーらしく最初に決めてくれました。あれもハイプレスがはまった形でいけていました。
―自身もゴールを決めた。
みんなから、8バウンドぐらいしたちょろちょろシュートと言われましたが(笑)ボール1~2個分ぐらいコースが空いていたのが見えたので、流し込めば入るかなと思いました。前節にコーナーキックのこぼれ球を想定して低めに構えていましたが、スタッフとも話してひとつ高めに構えるようにしました。そうしたら狙い通りに来ました。出た課題をクリアするということをチームとして体現できたかなと思います。
―良い時間帯での4点目だった。
とどめの一発という感じになりましたが、後半にどのように試合を運ぶかという部分(が課題に)。あの時間帯でどのように試合を持っていくか、5点目を取ってさらにとどめを刺すかというところができなかったのは課題となりました。
―次も連戦となる。
勢いに乗った雰囲気をそのまま次につなげたいです。課題は出ましたが、この勝利は何よりの薬だと思います。4連敗した後は4連勝、5連勝するという気持ちでやらないといけないし、次に勝たなければ連勝はないので、しっかり戦っていきたいです。