懐メロ友の会 第30回、節目の発表会 4月27日、サン・エールさがみはら
今年で32周年を迎える「懐メロ友の会」が4月27日(日)、サン・エールさがみはら(西橋本)で「第30回記念チャリティー懐メロ友の会発表会」を開催する。午前10時20分開場、10時30分開演。入場無料。
同会が年に1回企画する発表会。コロナ下に2回、中止になった年があったため、今年が30回目の節目となる。第10回から参加、第12回の年に初めてステージに立ったという、会長の石川雅章さん(83・中央区上矢部在住)は「よくここまでやれたなぁ」と感慨深げに呟く。
同会は現在、60代から80代の17人が所属し、年1回の発表会に備え、毎月1回、サン・エールさがみはらで練習会を行っている。「練習よりも皆に会う方が楽しみ。和気あいあいとした雰囲気でね」と笑顔の石川さん。
存続の道を
そんな同会は今、存続の危機にある。その要因はメンバーの高齢化と懐メロを歌う人の減少。石川さんは「後を継いでくれる、懐メロを歌い継いでくれる人が次の世代に居れば」と憂いの表情を浮かべる。「大きなホールで発表会を開くのは今回が最後になるかもしれないが、会自体はなくしたくない」と、存続への道を探る。
まずは「今回のステージを皆で楽しみたい」と語る石川さん。当日は歌手の八木裕子さんや手嶋サユリさんも出演する予定。観覧者先着150人に軽食の用意あり。
(問)石川さん【携帯電話】090・3909・5835