味も多彩に【涼味を堪能】ざるラーメン 3選
加藤屋 東光店
メニューではこれをピックアップして写真つきで掲載。
店としては推しアイテムなのかなと、ちょっとわくわく。
蕎麦を盛ってもおかしくない和風の器でご登場。
麺の量は通常のラーメンの1.5玉分。
ちなみに3玉のメガざる(850円)もある。
それにしても安くはないか、お値段。
スタンダードなラーメンが800円前後という中、550円。
他に比べ具材やスープが少ないからこのお値段です、というところかと思うが、良心的。
高さを出した盛り付けは粋。
そこに1枚のチャーシュー。これが「吾輩はラーメンである」と主張している。
麺はうっすらと油をまぶしたものか、つまんで引き上げればとスルスルと。
これは食べやすい。というか、こういうとこ肝心ね。
注文時は、よくある冷やし中華の、あの濃くて酸味の強いタレ(実はあまり好んでいない)を想像したりもしたが、それとは別物。
タレはほんのりと甘酸っぱくマイルド。ごく穏やかに香味油が効いているのか、コクもあってラーメンの口当たりは美味。
おかげでスムーズに箸が進み、1.5玉はほどなく完食となった。
途中で食べたチャーシュー。
箸休めというかインターバルというか、まあ、あってもなくてもと思ったりもするが、完食してみれば、これがなかったら「ものたりなかった」かも。
かといって、この手のものがごちゃごちゃと添えられていたら、冷たい麺の清涼感をじゃましていたであろう、ともかく「1枚」としたのは落としどころとして正解。
お店情報
店名:羅亜~麺 加藤屋 東光店
住所:旭川市東光1条1丁目
電話:0166-76-4486
営業時間:11:00~20:30
定休日:水曜
駐車場:あり
らーめん和
お次は、定番の味だけでは飽き足らず、エビだアサリだと、こだわりテイストで客をうならせるお店から。
さすがは、ざるラーメンにも独自のスタイルが。
横にあるのは「ごまつゆ」。
ほかに「ピリ辛」つゆも選択できる。
水菜も添えられ、どことなくサラダ感覚。
ラーメンなので、メンマ。そしてチャーシュー。よくある豚肉と思いきや、実は、これはトッピング用単品メニューにもある「鶏胸チャーシュー」だ。
追って述べるが、この鶏胸チャーシューは実に良いのだった。
麺は、口に馴染みよいシコシコタイプ。縮れにとろみあるタレがよく絡む。
ゴマつゆは香ばしく濃厚だが、くどさはなく口当たりさっぱりとしていて、テンポよく箸が進む。
で、麺の合間に鶏胸チャーシューを。
いわゆるサラダハム(鶏ハムともいう)的なコレが、この「ざるらーめん」のクオリティーをぐんとアップしてくれている。
何が良いって、胸肉とゴマつゆの間柄。ほら、これって棒棒鶏(バンバンジー)の美味しさそのものでしょ。
やられたなー。
世にはこんなざるラーメンもあったのね。
その日の足がクルマでなけりゃ「おーいビール」って言いたかったね(笑)
ちなみに同店にはビールあり(アサヒ中瓶400円)。
お店情報
店名:らーめん 和
住所:旭川市神楽岡6条6丁目
電話:0166-65-8080
営業:11:00~15:00 [土・日] 11:00~15:00 / 17:00~20:00
定休:火曜
駐車場:あり
赤門ラーメン
同店の夏季メニューには「冷たい醤油ラーメン(1050円)なんてのもあるんですが、ざる特集ということで、あしからず。
上は、夏期限定ランチから「ざるラーメン(麺1玉)+ご飯もの(小)のセット」の図。1200円なり。
ちなみに単品は900円で提供される。
たれは、酢入り・酢なしのどちらかを選んで注文するのが同店のお作法。
添えられているのは、細切りのネギ(やや多め)。
筆者は「酢入り」をお願いしているが、かといって「すっぱ!!」というほど酸味がある訳でなく、タレはマイルド。
甘味、酸味、香味ともにバランスよく、麺の旨みをフォローしてくれるおかげで、するするとラーメンが口に納まる。
ともかく食べやすいので、1玉は、あっという間だった(笑)
ここで、海苔について検討を始めたい。
(そんな大げさなw)
なぜ、ざるラーメンに海苔なのか。
ざるそばを模したものか、はてまた、海苔がラーメンの味わいを高める確固たる理由があるからか。
なーんてことは、筆者にゃ分かりませんがね、個人的には、海苔にまみれた麺は、ほのぼのと香ばしくて好き。
無かったら、きっと物足りないと思う。
以上、検討おわり(笑)
お店情報
店名:赤門ラーメン
住所:旭川市豊岡6条3丁目
電話:0166-32-9156
営業時間:11:00~19:30
定休日:水曜
駐車場:あり
つるり完食後記
いかがでしたか。
冷たいラーメンの、こんな食べ方。
とか言ってるうちに、夏も終盤を迎えるのでしょうか。
記憶に新しいあの猛暑も、今となってはなつかしい。
いや、とんでもないよ!!という方もいらっしゃいましょうが、冷たい麺を愛でていられる今が花。
あと何日か分かりませんが、「涼」を楽しめたらいいなと思う筆者であります。