上越市の高田城址公園南堀の「双頭蓮」開花
「第45回高田城址公園観蓮会」(〜2024年8月25日)が開かれている新潟県上越市の高田城址公園南堀で7月31日に見つかった珍しいハス「双頭蓮」がこのほど開花した。8月4日午前はピンク色の花が開いており、訪れた人たちの目を楽しませた。
《画像:開花した双頭蓮(8月4日午前10時前撮影)》
双頭蓮は突然変異で2〜3万個に1個出現するという大変珍しい現象。「幸せを呼ぶ」「良いことが起きる前兆」「幸せになれる」などの言い伝えがあり、中国では吉祥の花とされ、夫婦円満を意味するという。同公園では10数年の間にも数回姿を現し、話題にもなってきた。
4日は朝から双頭蓮の開花を見ようと多くの人たちが訪れた。市民団体「エコグリーン」の青木ユキ子さんによるとハスの開花は4日間で、「天候にもよるが6日頃まで見ることができるのでは」と話した。
「高田城址公園で双頭蓮を探す会」の佐藤真司さんによると同公園で確認された双頭蓮は2020年以来4年ぶり。佐藤さんは「多くの人たちから見てもらいたい」とし、触ったり折ったりしないように呼び掛けている。