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「元気な芽出して」子どもたちが綿花の種まき

赤穂民報

畑に綿の種をまいた赤穂西小学校の児童たち

 地域おこしの一環で綿花栽培に取り組む福浦地区で28日、地元小学生らも参加して種まきを行った。

 市民グループ「福浦ふっくらコットンボランティア」(奥道一二美代表)の活動で、今年で9年目。赤穂西小学校の3年生9人が「総合的な学習」として参加し、綿畑4アールの半分ほどに種をまいた。

 畑に敷いた防草シートに専用の器具を使って等間隔で穴を開け、アメリカ綿の種を2〜3粒ずつまいて燻炭をかぶせた。子どもたちは「元気な芽を出して」と願いながら、じょうろで水やり。野崎暖介君(8)は「(シートに)穴を開けるのが大変だった。種まきは楽しかった」。

 順調に育てば8月に爽やかなレモン色の花が咲き、10月ごろに白い綿が実る。児童たちは収穫も手伝う予定だ。

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