プラごみで工作 児童が脱炭素学ぶ
神奈川区役所は8月3日、「親子で学ぼう!脱炭素かながわ区民カレッジ」を開催した。
児童を対象に、脱炭素をテーマにワークショップを楽しむ企画。今回はプラスチックをテーマに、神奈川大学経営学部の道用大介准教授が講師を務めた。
子どもたちは、同大学みなとみらいキャンパスにあるデジタル工作機器を利用できる「ファブラボ」で、神大生と一緒にキーホルダーづくりに挑戦した。ペットボトルのキャップを原料に、様々な色のプラスチックを熱して合わせて一枚の板を製作。最初に手描きしたデザインをタブレットでデータ化し、それをもとにレーザー加工機で切断して、世界に一つだけのキーホルダーを作った。
児童たちは「ポケモンを作った。出来栄えは90点」「キャップでキーホルダーが作れるのがすごい」と笑顔で振り返った。道用准教授は「楽しんでくれて何より。プラスチックはしっかり分別すれば資源になることを体感してもらえたのでは」と話した。