Yahoo! JAPAN

名張・新副市長に県職員の出江氏 財政健全化へ「知恵を総動員」

伊賀タウン情報YOU

4月1日に名張市の副市長に就任する出江氏=同市役所で

 三重県名張市は3月26日、県職員の出江良隆氏(50)=津市=を副市長に起用する人事案を提出し、市議会は全会一致で同意した。任期は4月1日から4年間。

 松阪市出身の出江氏は、名古屋大を卒業後、1997年に県庁へ入庁。市町行財政課や四日市港管理組合などでの勤務を経て、2023年4月から県地域連携・交通部地域連携・交通総務課班長兼企画員。

 財政の仕事の経験が豊富な出江氏は、この日の取材に対し「市民の方々に『住み続けたい』と思っていただけるまちが理想で、基盤となる財政は大事。健全化するためにあらゆる知恵を総動員して、この難局を乗り切りたい」と話した。

 副市長の交代は県の人事異動に伴うもの。県職員出身で2年9か月務めた現副市長の中村岳彦氏(53)は3月31日で退任し、県に戻る。

【関連記事】

おすすめの記事