しょうがで体ポカポカ! 長谷川あかりさんの「豚肉と白菜のしょうが炒め」レシピ
爽快な香りと辛みのある“しょうが” は、体を温める効果もあり、寒い季節こそたっぷり食べたい食材です。
そこで、「しょうがを刻みたくて料理をつくることがあるくらい」と語るほど、“しょうが愛”にあふれている料理研究家・長谷川あかりさんに、日々のおかずに活躍するしょうがレシピを教えてもらいました。
おいしさのポイントは、切り方と加えるタイミングです。
本記事では、「豚肉と白菜のしょうが炒め」をご紹介します。
教えてくれるのは、長谷川あかりさん
料理研究家。管理栄養士。SNSで発信している“日常に小さな灯をともすレシピ”が、シンプルでヘルシーと大人気に。雑誌や書籍を中心に活躍。自他ともに認めるしょうが好きで、「いつもポカポカしているのは、しょうがのおかげかも!?」とのこと。
豚肉と白菜のしょうが炒め
せん切りのしょうがは具の一部になるように、主役の豚肉と一緒に炒めます。
味つけのときに、さらにおろしたしょうがを加えて、風味を具にまとわせます。
しょうがのダブル使いで、ご飯がすすむ香り豊かな中華風に!
材料(2人分)
豚ロース肉(豚カツ用)…2枚(200g)
白菜…250g
しょうが…1かけ
A (水…大さじ3
酒…大さじ1
片栗粉…小さじ1
塩…小さじ1/2
しょうが(すりおろす)…小さじ1)
◎塩/片栗粉/油
[1人分230kcal 調理時間15分]
1 白菜は葉と軸に分け、葉はザク切りにし、軸は横に1.5cm幅に切る。しょうがはせん切りにする。豚肉は細切りにし、塩少々をまんべんなくふって、片栗粉小さじ2をまぶす。Aは混ぜ合わせる。
2 フライパンに油大さじ1を中火で熱し、豚肉を炒める。色が変わったら白菜の軸としょうが、塩少々を加え、約3分間炒める(しょうがポイント1)。
3 白菜の葉とAを再度よく混ぜてから加え(しょうがポイント2)、ふたをして約1分30秒間蒸し焼きにする。ふたを外し、強めの中火にして汁けをとばし、全体を混ぜ合わせる。
せん切りのしょうがは、具の一部としてたっぷり加える。
すりおろしたしょうがは調味料と合わせ、仕上げに加えて風味をつける。
■NHK『きょうの料理ビギナーズ』2025年2月号より
■撮影・福尾美雪/スタイリング・朴 玲愛/取材&文・石出和香子
『きょうの料理ビギナーズ』2025年2月号の特集は「毎日使える! 人気の冬野菜レシピ50」。白菜、大根、ねぎ、小松菜、ほうれんそうが主役の、簡単でおいしくヘルシーなおかずをたっぷりご紹介します。教えてくれるのはみないきぬこさん、武蔵裕子さんです。
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