かんずりなのに“甘い”? 辛さ控えた「甘かんずり」発売 人気商品をリニューアル
新潟県妙高市西条のかんずりは2025年6月25日、40年以上にわたって販売してきた「かんずり漬」シリーズをリニューアルし、甘辛い味わいに仕上げた「甘かんずり」を発売した。長野県産のエノキ、妙高市産のシソの実、高知県産のユズと香辛調味料のかんずりを合わせたもので、辛さを控え食べやすさを追求した。
《画像:辛さを控えた「甘かんずり」(左から)しその実、えのき茸、柚子の皮》
かんずり漬シリーズは1981年に発売したロングセラーで、近年は「えのき茸」「しその実」「柚子の皮」の3種類を販売。“食べるかんずり”としてご飯のおかずや酒のつまみに親しまれていた。
辛さが苦手な人や幅広い世代の人にも味わってもらいたいと、2年ほど試作を重ね、水飴などで甘味を加えリニューアルした。口に含むと優しい甘さが広がり、噛むほどに食材の味わいやかんずりの辛さを感じられる。
《画像:パッケージも色鮮やかにリニューアル》
同社営業統括の長谷川隆さんは「しょっぱく辛味が強い昔ながらの味を食べやすくした。シリーズ自体を知らなかった方や、辛味が苦手で手を出せなかった方も、ぜひ幅広い人から食べてみてほしい」と話している。
40g入りでえのき茸のみ70gもある。希望小売価格はえのき茸が40g702円、70g950円、しその実と柚子の皮は810円。同社売店と公式オンラインショップのほか、スーパーや土産店でも順次販売する。
問い合わせは同社0255-72-3813( tel:0255723813 )。
かんずりバラエティーショップ( https://kanzuri.shop-pro.jp/ )