「華麗なるターン」「気持ちよさそう」なんだか癒されるアザラシの“女子自由形”に7万いいね「ずっと見てられる」
北海道のとある水族館に住むゴマフアザラシの姿に、SNSで7万を超えるいいねが集まっています。なんだか見ているだけで力が抜けるその姿に、癒される人が続出しています。
ゴマフアザラシ女子自由形
(@MuroranAquarium さんの投稿より)
スイ───っと滑らかな動きに、まるで水泳選手のような見事なタッチターン。その姿は正しく“ゴマフアザラシ女子自由形”ですが、なんだかのんびりしているような雰囲気でもあり、また肌もぷるぷるしていて癒されます。SNSでは「フォームが美しい」「可愛い、気持ちよさそう」「自由形というか自由気まま形」など、その姿に称賛の声が寄せられています。
3年間の水泳練習の成果「格段に仕上がっている」
この水族館は室蘭市にある「室蘭民報みんなの水族館」。実は他にもケロリン桶を叩くさつきちゃんや、ご飯欲しさにパタパタ立ち泳ぎをするもるちゃんなど、驚異の技ありアザラシを多数輩出しています。
今回見事な自由形を見せてくれたのは、ゴマフアザラシの「ほごちゃん」。ほごちゃんの水泳の才能は、2021年すでにその片鱗を見せていましたが、当時は周囲のアザラシたちに頭突きをお見舞いするなど荒々しいところもあったとか。
3年間で磨きがかかったほごちゃんの泳ぎの技術に、水族館スタッフの高山さんからは
私は水泳は詳しくありませんが、ターン時のしなやかさや壁タッチからのけのびなど無駄な動きがなく、彼女は格段に仕上げてきたと思います。
と、胸を張っています。
華麗なターンを見るチャンスは朝イチ!
この“競泳アザラシ女子自由形”は、「アザラシプール」に海水が少ない全換水・落水清掃時である〈9:30〜10:00頃〉の時間帯しか見られない貴重な光景。その時間であってもアザラシの気分が乗らない時や眠い時はまったくやらないそうなので、見ることができたらその日はラッキーデイ!まさに“自由気まま形”ですね。
夏休みは「室蘭民報みんなの水族館」に行こう!
ここ「室蘭民報みんなの水族館」は北海道最古の水族館としても知られ、懐かしい車窓型の魚類展示やアザラシ・ペンギンなど海獣のショー、ミニ遊園地など楽しみが盛りだくさん。貴重な深海魚が突然展示されることもあるとか!?ぜひ夏休みのおでかけ先に加えてみてはいかがでしょうか。
室蘭民報みんなの水族館(市立室蘭水族館)
■所在地:室蘭市祝津町3丁目3−12
■営業時間:9:30~16:30(GW、お盆休み期間は~17:00)
■定休日:開館期間中無休、10月下旬~4月下旬まで冬季休館
■入園料:大人 400円、高校生 200円、室蘭市内在住の1歳~中学生 無料、室蘭市外在住の1歳~中学生 100円、0歳児 無料(個人)※団体割引有
【ライタープロフィール】
佐藤 大輔(編集ライター)
旅行会社→世界一周→旅行雑誌社を経て故郷室蘭にUターン。室蘭市初の地域おこし協力隊としてまちの観光PRやアウトドアイベントの運営に携わり、現在はBROCKEN(ブロッケン)の屋号で、各地のクリエイターと協働し雑誌やWebの企画編集やロゴデザイン・映像制作など広く請け負う。