美と若さを取り戻す、禁断の再生医療“サブスタンス”の正体が明らかに『サブスタンス』本予告
デミ・ムーア完全復活。「第97回アカデミー賞」で主演女優賞含む5部門にノミネートされたほか、本年度賞レース主演女優賞を次々と受賞、今最もHOTな超話題作『サブスタンス』が、5月16日(金)より公開される。このたび、本予告と本ポスタービジュアルが解禁となった。
想像のはるか先で暴走する、狂気のエンタテインメント
50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベス(デミ・ムーア)は、容姿の衰えから仕事が減少し、ある再生医療“サブスタンス”に手を出す。だが薬を注射するやいなや、エリザベスの上位互換体“スー(マーガレット・クアリー)”が、エリザベスの中から現れる。若さと美貌に加え、エリザベスの経験を武器に、たちまちスターダムを駆け上がっていくスー。だが、一つの心をシェアするふたりには<一週間ごとに入れ替わらなければならない>という絶対的なルールがあった。しかし、スーが次第にルールを破りはじめてしまい—。
主演は、“美&若さ”への執着を圧倒的怪演で見せつけ、45年以上のキャリアを塗り替える代表作へと押し上げた、デミ・ムーア。かつて「ポップコーン女優」と呼ばれていたと明かすほど悩んでいたキャリアを自らの力で乗り越え、再評価を獲得。アメリカでは「デミッセンス」(デミ・ムーアのルネッサンス)という造語が世界中のメディアを絶賛お騒がせ中のいま最も旬な女優のひとりだ。共演は、昨年話題を呼んだヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』にも出演、弾けるような若さと美貌でデミに対峙する、時代のイット・ガール、マーガレット・クアリー、そして監督と脚本を手掛けたのは天才コラリー・ファルジャ。
https://youtu.be/nfNuuLSLtso
「50歳の君はお役ゴメンだ」
映像は、かつてのスター女優エリザベスが、年齢による容姿の衰えを理由に“最後通告”を突きつけられる場面から始まる。容赦ない現実に打ちのめされるエリザベス。だが、美と若さを取り戻すという禁断の再生医療<サブスタンス>の存在を知り、自らその薬を接種するや、はじけるような美しさと若さを持つもう一人の自分“エリザベスの上位互換・スー”が誕生。
<ルールは1つ。それぞれは7日で入れ替わる。2つで1つだから。>という絶対的なルールのもと、華やかな日々を再び手にいれたように思えたが—。お互いの役割をこなす日々は束の間、「7日間じゃ足りない!」と次第に欲望をあらわにするスー。「想像のはるか先で暴走する、狂気のエンタテインメント」のナレーションのもと、2つの<自分>による壮絶なバトル、そこからの、とんでもない展開を匂わせるカットの応酬が、カラフルでポップにそして、醜悪に展開されていく。果たしてその先で、何が待ち受けるのか—?
世界中のメディアでも、賞レースでも大絶賛が続く本作、美と若さへの執着が生んだ、歪な入れ替わりが生む、未だ誰も見たことの無い衝撃の“その先”への期待感が更に増し、目が離せない予告となっている。
ポスターは、かつてエリザベスの番組でのキメポーズだった“投げキッス“を、エリザベスの後釜に収まったスーがそっくり踏襲する姿を捉えたシニカルで象徴的なデザイン。身体はふたつでも、ふたりはひとつー漆黒のフレームに縁取られたその姿は、もう抜け出せなくなった闇の世界をも感じさせるようなビジュアルになっている。
『サブスタンス』は5月16日(金)より全国公開