「最後まで諦めずに」 大和天満宮で合格祈願祭
「天空に近い神社」として市民に広く親しまれている「大和天満宮」(平賀あずさ宮司/大和南)で12月15日、「合格祈願祭」が執り行われた。
同神社によると、終戦から5日後の1945(昭和20)年8月20日、厚木基地内から運び出された祠を祀ったという由緒がある。この催事は「学問の神様」で知られる菅原道真公が祀られている、同神社の神事として毎年行われているもの。今年も受験生や就職試験などに挑む人々が合格できるよう、願いを込めて紅白の「智の輪」が設置された。
当日は、受験生やその親など多くの人が参列。神事の後に智の輪をくぐり、試験合格を祈願した。参列した人々に向けて「最後まで諦めずに戦い抜いてほしい。周りの人々への感謝の気持ちも忘れずに」と話した平賀宮司。「天気も良く、菅原道真公も見守ってくれていたのではないか」と神事を振り返った。
祈願祭に参列した人たちには、一人ひとり手渡しで「特別合格お守り」が進呈された。
智の輪は、3月頃まで毎週土・日を主に設置される予定。問い合わせは大和天満宮【電話】046・264・0802へ。