「トイレ、やっと来るの?」水漏れ対策の重労働から解放…しかし新たな問題が #頑張り過ぎない介護 132
一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
義母には、鼻をかんだときに使ったティッシュを、ギュッと丸めてポケットに入れる癖があります。数が多いとポケットの膨らみで気付けますが、気付かないまま洗濯をしてしまったときは、大惨事……。義母の洗濯物には、ティッシュだけではなく、ホッカイロや吸水パッドが紛れていることもあるので、まる子さんは毎回入念にチェックしてから洗濯をしています。とはいえ、どれだけ注意しても気付かずに洗濯してしまうこともあり、まる子さんが名もなき家事ストレスに悩む日はまだまだ続きそうです……。
いつやるの?今でしょ!
ある朝、いつものように義母の部屋へ向かったまる子さんは、扉の隙間から出る冷気に気付きました。嫌な予感がしつつ扉を開けてみると、案の定そこは極寒の地……。しかし、義母は寒さを感じないようで、平気な顔をしています。義母はエアコンの温度をちゃんと設定したと言い張りますが、温度計が示す室温は23℃。しかし、エアコンのリモコンを確認すると、たしかに28℃になっていました。どうやら、エアコンに向かってリモコンを操作していないようで、正しく動作してくれていない様子。義母には正しいリモコンの使い方を説明し、適正温度に設定をしてから部屋を後にしたまる子さんでした。
義母が使うトイレが水漏れしてから数カ月……。もうどこから水漏れしているのかわからない状態で、応急処置をしながら過ごしていますが、バケツや吸水パッドの交換は意外と重労働です。
義母が長時間不在にするときしか工事ができないので、ズルズルと先延ばしになっていたのですが、ついに交換を決め、義母にも工事の日は絶対にデイケアに行くように念押ししました。
義母が無事にデイケアへと出発したので、ついに工事開始です!
業者さんも予定通り来てくれて、3時間ほどで工事は完了。ついに、便器が新しくなりました!!
デイケアから帰って来た義母も、ご満悦です。
今までウォシュレットは怖いと言って使ってこなかった義母に、新しいウォシュレットの使い方を説明しました。しかし、長年使ってこなかったものが急に使えるわけもなく……。
数日後、義母にトイレから大声で呼ばれました。
使えたほうが便利だと思うので、早くマスターしてほしいです……。
義母が使うトイレは、少し前から水漏れするようになっていました。しかし、デイサービスに1日も行かず、手術・入院もせず、デイケアもなかなか行かなかったこともあり、工事をしてもらう時間が取れずにいました。その間、漏れた水をバケツで交換し、床には吸水パッドを敷き詰めて応急処置をしている状態が続いていて、かなりの重労働となっていました。
デイケアに通うようになったと言っても、まだ行ったり休んだりと不安定……。いつ行かないと言いだしてもおかしくない状況で、そうなると一生交換できなくなってしまいます。というわけで、次のデイケアに行くタイミングで、トイレの交換を決行することに。前日からプレッシャーをかけていたおかげで、義母は無事にデイケアに出発し、業者さんも予定通り到着。3時間ほどで作業が終了し、ついにピカピカの便器となりました!
ちなみに、義母は怖いと言ってウォシュレット機能を使っていなかったのですが、おしりのためにはやさしくウォシュレットで洗ったほうがいいと思い、今回も取り付けておきました。一応使い方は説明しましたが、一度で義母が理解できるわけもなく……。数日後、案の定トイレから大声で呼ぶ声が。とりあえず、排せつ物は流してから呼んでくれたので、そこはよかったですが、使いこなせるようになるのは、まだまだ先のようです……。
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トイレは毎日使うものなので、水漏れの対処は本当に大変だったと思います。無事に交換できて、よかったですね。生活必需品に支障が出ると介護の負担が一気に大きくなるので、忙しいときほど一旦立ち止まって、定期的なメンテナンスをしてみるのもいいかもしれませんね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。