「もう一度食べたい。でも食べられない」ママたちの「思い出の味」とは?
●【6月10日はミルクキャラメルの日】
1913年(大正2年)6月10日、現在の森永製菓創業時からの主力商品である「キャラメル」が「ミルクキャラメル」の名称に変更され、発売されました。当時は今のような箱入りではなく、一粒ずつのバラ売りが主でした。この「ミルクキャラメル」を通じて懐かしい思い出を語り合う日として「ミルクキャラメルの日」が記念日に制定されているそうです。
ママたちの忘れられない味は?
「ミルクキャラメル」も世代を超えて語り継がれる味ですが、ママたちにもそれぞれの「懐かしい味」「思い出の味」があるはず。
口コミサイト『ウィメンズパーク』でも「もう一度食べたい味」が話題になっていました。
「妹の結婚式を親族だけでハワイで行ったのですが、お祝いの食事会をしたレストランで出たケーキ…!生クリームとイチゴ(中もイチゴたっぷり)のショートケーキでしたが、まぁこんなケーキ初めてってくらい、美味しかったです。ハワイのケーキ、大味でまずいに違いないと思っていたので意外でした」
「曾祖母の作ったチマキです。私は最期を看取ることができませんでしたが最期の言葉は「(私)にチマキ食わせてやってくれ」だったそうです」
思わずホロリと来てしまいそうな「思い出の味」ですね…。
いつの間にか店頭から消えてしまった「もう一度食べたい味」もたくさんありました。
「ミスタードーナツの穴が空いていないドーナツで、ヨーグルト味のクリームが入っていたやつ!!
商品名はわかりません。。。」
「私は、同じ形のモカクリームです。コレ誰に聞いても、知らない~と言われる一品」
「ミスドの飲茶の、たまごまん?だったかな…。黄色い甘い餡が入った、細長い中華まんです」
なぜか「もう一度食べたい味」が続出する「ミスド」!
「ミスド」の商品は復活する可能性も0%ではありませんが、絶対もう食べられないものも。
「2005年に愛知県で開催された『愛・地球博』のモンゴルパビリオンの休憩所で売られていた“フレッシュ・トマトジュース”。『あんなに美味しいトマトジュースは飲んだことが無かった、あれを超えるようなトマトジュースには、まだ巡り合えていない』と、当時一緒に飲んだ夫も、実家の両親も未だに口を揃えるくらいの、超ミラクルなお味でした」
「地元の喫茶店(北陸)にあった、クレープ。中にチーズ風味のムースみたいなクリームが挟まれていて、オレンジソースがかけられていました。お皿に3ッ折になって出される姿はおしゃれ!その後、メニューから消え、お店もなくなりました。切ない!」
「個人開業の産婦人科で出産しました。そこの入院食がめっっちゃ美味しかった。メニューが豪華ではなく、普通の家庭料理みたいなメニューばかりだったけど今まで食べたどこの飲食店の料理よりも旨い!退院するとき、あぁもうあの食事が食べられないんだなと思ったら、退院したくないと思ったほど。もう先生が高齢で「婦人科」のみになりました」
『愛・地球博』の「モンゴル館」のトマトジュースはほかにも「おいしかった!」という口コミが。いったいどんなジュースだったんでしょうか。気になります……。
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
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