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パラリンピック・パリ大会で日本男子が金 「ゴールボール」12日に体験会

赤穂民報

赤穂地区体育館で開かれているゴールボールの練習会

 目隠しした状態で鈴が入ったボールを投げ合い、1チーム3人で得点を競う球技「ゴールボール」の体験会が10月12日(土)、加里屋中洲の赤穂地区体育館で開かれる。

 視覚障がいを負った人のリハビリテーションのために考案されたスポーツで、1980年にパラリンピックの正式種目に採用。今夏のパリ大会では男子日本代表が金メダルを獲得した。

 競技には専用のボールが必要で、県内でプレー出来る場所は数か所しかないという。赤穂市内では障害者スポーツのボランティアグループ「ふれあいスポーツ赤穂」が2014年から練習会を開いており、現在は毎週水曜日の午前と第2土曜日の午後に同体育館で実施している。

 国内では健常者もゴーグルを装着して公式大会に出場することも可能で、視覚障がいの有無にかかわらず競技を楽しめる。赤穂市視覚障害者福祉協会の目木伸幸会長(60)は「パラリンピックを見て興味を持った方もおられるのでは。大人も子どもも楽しめるので、気軽に体験してもらえれば」と来場を呼び掛けている。

 12日の体験会は午後1時〜4時。参加無料でゴーグルの貸し出しあり。動きやすい服装で体育館シューズを持参すればよい。問い合わせはTEL090・5660・6816(兵庫県ゴールボール協会・大河内健一郎副会長)。

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