入船小4年1組 海洋ごみの問題知って 区役所で万華鏡や学習内容を展示
入船小学校4年1組の児童が制作した万華鏡の画像などが、鶴見区役所1階に飾られている。
この万華鏡は児童たちが微小なプラスチック粒子、マイクロプラスチックを再利用して制作したもの。児童たちは今年度の総合的な学習の時間でごみを増やさないためのリデュースなど3Rや再利用について学び、紙のリサイクル工場見学やペットボトルキャップでキーホルダー作りなどに取り組んできた。
万華鏡作りは、マイクロプラスチックが海洋生態系に与える悪影響を学ぶ中で、金沢区の野島公園でプラスチックごみを集め、再利用法として万華鏡作りに取り組んだ。
そして、万華鏡や学んだことを紹介する場がないか探していたところ、資源循環局鶴見事務所が区役所1階でプラスチックごみの分別啓発をしていて、テーマが合致することから一緒に展示することに。同事務所が展示するジオラマは職員有志が約2年の時間をかけて粘土で作成した。
児童たちは万華鏡の絵柄や学習内容をまとめた模造紙を展示し、「沢山の人に見てもらって、問題を知ってもらいたい」「物を大切に。買ったものはなるべく長く使ってほしい」などと話していた。万華鏡の展示は来年1月7日までの予定。