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【月間MVP】セは広島・大瀬良大地とDeNAオースティン、パはモイネロと近藤健介のソフトバンク勢が10年ぶりW受賞

SPAIA

広島の大瀬良大地とソフトバンクの近藤健介,ⒸSPAIA

大瀬良は防御率0.00、オースティンは打率.346、5本塁打、17打点

プロ野球の6月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、セ・リーグは広島の大瀬良大地とDeNAのタイラー・オースティン、パ・リーグはソフトバンクのリバン・モイネロと近藤健介が受賞した。

大瀬良は4試合29.1回を投げて2勝0敗、防御率0.00をマーク。6月7日のロッテ戦で自身初となるノーヒットノーランを達成した。その後も無失点を続け、5月31日のソフトバンク戦の2回から始まった連続無失点記録を6月終了時点で35.1回まで伸ばした。

3勝1敗、防御率0.56だった阪神・才木浩人とのハイレベルな争いを制した大瀬良は、2022年3、4月度以来となる3度目の受賞。5月度の床田寛樹に続き、2カ月連続で広島の投手が受賞するのは2018年7月度のジョンソン、8月度のフランスア以来となった。

オースティンはリーグ1位の8二塁打、17打点、長打率.654、5本塁打(1位タイ)、さらにリーグ3位の打率.346、28安打を記録。6月4日から18試合連続安打で6月を締めくくった。6月13勝8敗で2位に浮上したチームに大きく貢献。打者部門でDeNAからの受賞は、昨年8月度の牧秀悟以来となった。

モイネロは3勝、防御率0.67、近藤は打率.413、7本塁打、23打点

モイネロは4試合に先発し、リーグトップの防御率0.67、リーグトップタイの3勝、34奪三振をマークした。長年リリーフとして活躍してきた助っ人左腕が、今季は先発ローテーションの軸として首位独走に貢献。来日8年目で初受賞となった。

近藤はリーグトップの打率.413、7本塁打、23打点、長打率.773、出塁率.516の好成績。6月の23試合中20試合で安打(うち8試合でマルチ安打、3試合で猛打賞)、14試合で打点を記録するなど、打線をけん引した。2023年8月度以来3度目の受賞。ソフトバンクから投打同時受賞は2014年7月度の五十嵐亮太、内川聖一以来10年ぶりとなった。

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記事:SPAIA編集部

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