泉大津エリアのサヨリ釣りで14匹確保!【大阪】渋い時間帯はライトソルトゲームでサバ連発
大阪・泉大津で日中にサヨリを狙ってきました。朝から多くの釣り人が並ぶものの釣果は乏しく、回遊も少ない厳しい状況。しかし場所移動が功を奏し、置き竿戦略でサヨリ14匹を確保することができました。
泉大津でサヨリ釣り
今回は、食べても美味しいサヨリを狙いに、日中に大阪の泉大津まで行ってきました。それ程風もなく釣れそうな雰囲気でしたが、潮が悪かったようで、すでにたくさんの釣り人が来ていたものの、全く釣れていない状況でした。
使用したタックル
タックルは7フィート台のエギングロッドに2500番台のスピニングリールを使用しました。ラインはPE0.8号、リーダーはフロロ2.5号です。
仕掛けはエギングタックルでも投げやすい、ハヤブサのサヨリ仕掛け カゴ付きスーパーボール(リール竿用)を購入し、ハリス止めでハリの付け替えも楽なタイプです。
ハリはささめ針の「お!サヨリOKおまけ鈎3号」。1本にはピンクベイト(サビキ)が付いており、もうひとつの空鈎にエサを付けてダブルで狙います。
エサはフィッシングマックス泉大津店で購入した「サヨリ無双」で、赤く着色されていて視認性の高いタイプです。
カゴに入れるアミエビは手も汚れにくい、使い勝手の良いチューブ型のものを購入しました。
ルアー釣り用のタックルは7フィートのライトソルトゲーム用スピニングロッド、リールはダイワの月下美人、ラインはPE0.4号。ルアーはルーディーズの魚子メタル・キラキラシラス1.0g。回遊魚がいればルアーで狙う作戦です。
釣行開始
すでにたくさんの人が入っており、駐車スペースが無い程の大盛況ぶりでした。しかし誰もサヨリは釣れていないとのこと。声をかけた方も朝から狙いに来ているとのことでしたが、誰も釣れず、全く回ってきていないとのことでした。おまけにボラが大群で入っており、邪魔をする状態でした。
海を見ると潮も動いておらず、ゴミ溜まりになっていました。水面にはボラが群れで泳いでおり、エイもたくさん見えます。隣のサビキ釣りの方は「アイゴしか釣れない」と言っておられ、回遊魚は入ってきていない状態でした。ここでしばらく観察していましたが、サヨリの姿はありませんでした。そこで隣の埠頭へ移動しました。
ファーストヒットはサバ
ここは全く釣り人がいない状態で、広いスペースに3人だけでした。ひとりは片付けをしており、「サヨリが1匹釣れただけで、何も来ないので帰る」とのことでした。
他の2人はサビキ釣りでアジを釣っておられました。回遊魚は回ってきており、ゴミも無く、水質も良い状態だったので、ここで釣りを開始しました。
サヨリ仕掛けを投げると全く反応がありません。投げて放置しながらルアーフィッシングを開始すると、すぐにヒット。子サバが釣れてくれました。ここから1投ごとにサバが続きます。
もう少し大きければ持ち帰るのですが、小さいためリリースに。しかしライトソルトゲーム用の竿なのでよく走り、面白い展開でした。10匹以上釣れましたが、突然アタリが無くなりました。群れがどこかへ行ったようです。
本命のサヨリをキャッチ
すると、ここで置き竿に変化がありました。ウキのまわりに魚の反応があり、すぐに回収してアミエビを入れ、ハリにエサを付けて投入しました。定番のゆっくり巻きをして誘いながら反応を見ました。しかしアミエビの効果で魚が入ってきている様子なのに掛かりません。
ここで手前まで回収し始めると、魚の群れは寄ってきません。サヨリだと思うのですが食わない状態でした。
そこで巻きを止め、キャストしてラインを張って放置してみることにしました。するとウキのまわりに魚が寄ってきているのが分かり、ここでヒットしました。
潮もほとんど動いていないため、放置しているのが良かったようで、無事1匹目のサヨリをGET。
さらに4匹追加
ここから手返しは悪かったものの、キャストして置いておくとまたアタリがあり、同じやり方で4匹釣れました。しかしサヨリの群れはまたどこかへ行ったようです。
ここで隣に釣り人が来て、私のバケツに入っているサヨリを見てサヨリ狙いを始めました。しかし当たらず、定番の巻きでいろいろな方向に投げて反応を探っていましたが、サヨリの反応はありませんでした。
ここでライトソルトゲームで魚子メタルを投げていると、再びサバがヒットしました。これを見て、その方はサヨリからサビキに切り替え、アジやサバを狙い始めました。
30分ほど経過し、サバしか釣れないため、再びサヨリ狙いの置き竿に戻していると反応が出ました。サヨリがまた回ってきたようで、連続でヒット。やはり手前まで引いてくると釣れません。
ツ抜け達成
ここでさらに隣にサヨリ狙いの方が来られ、私が投げて釣っていた場所に投入し始めました。そんなに寄ってこなくても良いと思うのですが……。
ここで巻きを試してみるも、やはり掛かりません。少し左にフルキャストし、ラインを張って放置するとすぐに反応。隣の巻きの方にはアタリが出ませんでした。
ここでエサの方よりもピンクベイト(サビキ)の方に掛かり始め、連続で釣れてようやく10匹を超えました。
15時を過ぎた頃、向かい風が吹いてきました。風でラインが手前に押されるため、竿を持ってフケたラインを回収します。ウキと仕掛けは風の影響で手前に来るような状態でヒットし、先程よりは少し手前で釣れてくれました。
しかしだんだん風が強くなり、水面が波立ち始めるとサヨリの群れは消えました。ここで15時30分、予定より早いですが納竿としました。
釣り終了&振り返り
ルアーとエサの2本を持ってきていたため、サヨリが回ってこない時にはライトソルトゲームで楽しめました。もう少し大きなサバだと良かったのですが、お持ち帰りはサヨリ14匹でした。
この状況で14匹釣れたのは、周りが釣れていない中で場所移動が良かったようです。
仕掛けをキャストしてゆっくり引いてアミエビを出しながら誘う定番の釣りではアタリが無く、全く潮も動いていなかったため、巻いて引いてくる釣り方では不自然だったのかもしれません。
キャストしてラインを張った状態で、ウキが認識できる姿勢にしての「待ち」の釣りが、今回のサヨリと相性が良かったようです。
また、2本針でエサで釣れる時とサビキ側で釣れるタイミングがあり、10匹を超えたのはこの仕掛けのおかげでした。今後も仕掛けをいろいろと試しながら、これから本番を迎えるサヨリ釣りに挑みたいと思います。
<田村昭人/TSURINEWSライター>