パネル展 架橋100年「高田橋」の歴史 田名まちセンで20日まで
水郷田名と相模川対岸の愛川町角田を結ぶ「高田橋」に焦点をあてたパネル展が現在、田名まちづくりセンター(中央区田名4834)で開かれている。12月20日(金)までの期間中、パネルは随時入れ替えられる。観覧は午前8時30分から午後5時まで。
現在の橋が架かる辺りには、かつて渡し場があった。大山参りをする人々が利用したため、宿場として賑わった歴史がある。
竣工翌年に洪水で流失
右岸にあった高峰村と左岸にあった田名村の頭文字を取り名付けられた「高田橋」。1924(大正13)年12月5日に初代の橋が架けられたが、翌年に洪水で流失。2代目の橋が竣工したのは5年後の29(昭和4)年だった。現在の橋は3代目で75(昭和50)年に共用が開始された。
人々の往来や物流の観点からも欠くことのできない存在となった橋はきょう架橋から100年を迎えた。今回のパネル展では写真と関連書籍などで、架橋に至った歴史などを振り返る。問い合わせは同センター【電話】042・761・6570。