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精進湖のボートワカサギ釣りで本命924尾【山梨】マイアンカー持参が奏功?

TSURINEWS

精進湖のワカサギ釣りで924匹キャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

2月中旬、山梨県富士河口湖町にある富士五湖の1つの精進湖へワカサギ釣りに出かけた。この湖は、三方が山に囲まれているため、隣の西湖や河口湖に比べて風が弱いので、体感温度が下がらないのがいい。釣行当日は、比較的暖かい一日で朝の気温はマイナス1度。1~2月は氷が張ることも多いが、当日は湖面には氷もなく広く探れそうだ。

精進湖でワカサギ釣り

受け付けを済ませ、釣り道具をボートまで運んで、7時過ぎに出舟。釣り場は桟橋から10mほど沖合いのロープのある場所だ。水深は8mで、魚探を見ると底層に反応がある。

精進湖の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

タックルは電動リールに自作のグラス穂先41cm。早々に仕掛けをセットし、エサを付けて仕掛けを下ろす。

当日のタックル(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

前半で400尾超

誘いを入れると、すぐにアタリがあり、まずは2点掛けで上がってきた。続いて4点、3点掛けとまずまずのペースで釣りがスタート。

朝のうちは、ハイペースとはいかないが順調に釣れ続く。平均7~8cmの大きさで、群れによっては5cmほどの当歳魚が釣れてくる状況。群れが途切れることもあるが、5分ほどで別の群れが入ってくる。

10時半過ぎまでは、時速90~100尾ほどのペースで釣れたが、それ以降は徐々にアタリがなくなる。釣れても底バリに1尾のみ。12時までに何とか400尾を超えたところで。ランチタイムとする。

平均7~8cmの大きさ(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

広く探って3~6点掛け

一旦車に戻り、マイアンカーをボートに積み込んで午後の部スタート。アタリの止まったロープ下を諦めて、魚探を見ながら群れを探す。

大きな群れを見つけたのはコンビニ前の水深10mの場所。魚探を見ると、底から5mほどの層が真っ赤になっている。群れが散らないように、風上にボートを回してアンカリング。ロープの長さを調整してボートを群れの上へと配置して釣りを再開。

思ったとおり爆釣モードに突入したが、15分ほどで群れが去ってしまう。再び群れを探して移動すると、10mほどしか離れていない場所で見つけた。この群れは移動がゆっくりで、食い気もある。3~6点掛けがしばらく続く。

その後は、群れが去ればアンカーを打ち直して、少し釣り位置を変えればコンスタントに釣れてきた。場所はコンビニ沖の狭い範囲で群れを見つけることができたので、移動は短い距離のみ。

風がなければ、流し釣りのほうが手間はかからないのだが、当日の午後は弱風が吹いていたのでアンカリングすることにした。

午後は多点掛けが多く、小さい誘いですぐに食ってきた。周りの釣り人は14時半ごろには納竿していたので、15時過ぎに終了した。

精進湖ポイント略図(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

最終釣果

釣果は5~10cmを924尾2223g。平均2.4gとサイズはやや小さいが満足の釣果。16時まで釣りを続ければ10束に到達したかもしれないが、それは次回のお楽しみ。

ボート店で釣らせてくれる場所だけでは日によっては釣果にばらつきが生まれる。ボートにアンカーが積まれていないので、マイアンカーを車に積んでいて正解だった。

やや黒ずんだ個体もいて、抱卵が始まっていることが伺える。まだ、腹パンパンの状態ではないが、これからは抱卵したワカサギが釣れてくるだろう。

釣果は924尾(2,223g)(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年3月14日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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