クリス・ヘムズワース、突然ソー役への感謝を投稿 ─ まるで別れのメッセージ、MCU卒業を示唆か
(MCU)ソー役のクリス・ヘムズワースは自身のYouTubeに、ソー役での経験を統括するようなコメントと共にキャラクターの振り返り動画を投稿。ソー役の卒業を示唆するようだと話題になっている。
ヘムズワースが投稿したのは、『ソー:ラブ&サンダー』(2022)時の特集映像。ケヴィン・ファイギやナタリー・ポートマン、タイカ・ワイティティらのインタビュー映像と共に、ヘムズワースがソー役を演じた旅路を振り返ったものだ。
突如としてヘムズワースはこの動画を「ありがとう!ソーの軌跡(Thank You! The Legacy of Thor)」と題してYouTube投稿。概要欄には次のようなメッセージを添えた。
「ソー役を演じることは、僕の人生にとって最高の栄誉でした。この15年間、僕は雷神としてムジョルニア、そしてストームブレイカーを手にしてきましたが、本当に特別だったことは……、みなさんと分かち合えたことです。みなさんの情熱、応援、そしてこのキャラクターへの愛が、僕にとってのすべてです。
マーベル・シネマティック・ユニバースでの旅を、忘れられないものにしてくれてありがとう……次は『ドゥームズデイ』だ!」
2026年12月公開予定の『/ドゥームズデイ』での活躍を少しだけ予告しつつも、全体的にソー役への餞別の思いをしたためたような文章である。ヘムズワースはかねてよりMCU卒業を示唆しており、『ソー:ラブ&サンダー』公開前にも「僕にとって最後のマーベル映画になるかもしれない」と。
最も重要なのは、番組の企画で受けた検査によってアルツハイマー型認知症の発症リスクが高いことを知って以来、ヘムズワースが俳優業そのものに重きを置かなくなったことだ。「しばらくは別のことをやりたい」ともある。
このタイミングでソー役への感謝を伝える投稿を行なった事情や動機はわからないが、ヘムズワースは『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』でMCUを卒業する運びになってもなんらおかしくない状況。次回作では、その稲光を目に焼き付けたい。『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年12月18日、US公開。