プラごみの出し方 緑区も4月から変更 プラ製品も資源に
横浜市では昨年10月から、温室効果ガスの排出削減を目的に、市内9区(旭区、泉区、磯子区、金沢区、港南区、栄区、瀬谷区、戸塚区、中区)で先行して、プラスチックごみの出し方を変更してきた。この4月からは緑区も含め、全市で実施されることになる。
横浜市は、2003年に「横浜G30プラン」を策定して分別収集品目を拡大し、ごみの減量やリサイクルを推進してきた。また、現在はプラスチックごみをできる限り出さない取組に重点を置いた「ヨコハマプラ5・3(ごみ)計画」を策定している。横浜市役所の事業活動で排出される温室効果ガスのうち、ごみ処理によるものが約4割を占めており、燃やしているごみの中にプラスチックが多く含まれていることから、ルール変更に踏み切った形だ。
変更後は、プラスチックのみでできている製品がプラスチック資源として出せるようになる。ただ、広げると50cm以上になるものや、厚みがあって固いまな板などは対象外になっているので注意が必要だ。これは、プラスチック資源をリサイクルする過程で使用する機械が故障する原因になる可能性があるからだという。汚れが付いたプラスチックは、固形物が残らない程度に水で軽くすすぐなどすれば、プラスチック資源として出すことができる。
出し方に迷った場合は「横浜市プラスチック資源出し方」で検索を。