「賭けない、飲まない、吸わない」 上越市で「健康マージャン」大会 20〜80代48人が卓囲む
「賭けない・(アルコールを)飲まない・(たばこを)吸わない」を合言葉に頭脳スポーツとしての普及が進む「健康マージャン」の大会が2025年8月30日、新潟県上越市西本町3の無印良品直江津内イベントスペース「オープンムジ」で開かれた。20〜80代の男女48人が卓を囲み、熱戦を繰り広げた。
《画像:無印良品直江津内で開催された健康マージャン大会》
かつては不健康なギャンブルのイメージが強かったマージャンだが、健康マージャンは認知機能の向上などに効果があるとされ、 厚生労働省主催の「全国健康福祉祭(ねんりんピック)」や文化庁主催の「国民文化祭」の種目にも取り入れられている。
大会は健康マージャンを住民の健康と町の活力につなげようと取り組む明治安田生命長岡支社が主催し、同市では初めて開催された。開会式で赤木正道支社長は「マージャンは脳のスポーツ。全脳を尽くして牌に気持ちを込めて楽しんでほしい」とあいさつした。
この日は12卓が用意され、参加者は手積みで対局。制限時間50分の対戦を3回行い、総合得点を競った。参加者のほとんどが初めての手合わせとなったが、対局が進むと「リーチ」「ツモ」などの発声に加え、「お見事」「すごいねー」「惜しかったね」などと互いに声を掛け合う姿もあり、盛り上がりを見せた。
《画像:卓を囲んで対局を楽しむ参加者》
会場はガラス張りで参加者が真剣に卓を囲む様子が無印良品のフロアから見え、通りがかった買い物客が時折、珍しそうに眺めていた。参加した女性(82)は「マージャンは若い頃からやっている。みんな初めて会った人だったが楽しかった」と笑顔で話した。
優勝した同市大豆2の会社員男性(52)は3年ほど前から健康マージャンを楽しんでいるという。「大会は初めてで、皆さんマナーとルールを守り、気持ちよくマージャンができた。上越に健康マージャンを気軽にできる場所がなく長野まで行っているので、増えてほしい」と話していた。
健康マージャンイベント | みんなの健活プロジェクト | 明治安田( https://www.meijiyasuda.co.jp/brand/kenkatsu/mahjong/ )
日本健康麻将協会 | 賭けない 飲まない 吸わない 健康マージャン( https://kenko-mahjong.com/ )