愛犬にたくさん『話しかける』べき4つの理由とは?与えられるいい影響や意識したいコツまでご紹介
もっともっと!わんこにたくさん話しかけるべき理由
1.絆が深まる
わんこは生来のかまってちゃん。飼い主さんに注目され、かまってもらうのが大好きです。たくさん話しかけることでわんこは自分の存在が認識されていると感じ、とても喜びます。
結果として飼い主さんへの愛情と信頼もアップし、絆が深まります。「おはよう」「いってきます」の挨拶だけでもかまいません。愛犬の目を見てこまめに声をかけましょう。
2.わんこが言葉を覚える
「どんなに話しかけてもわんこに人間の言葉はわからないから…」と思っている人もいるかもしれませんが、さまざまな研究結果からわんこは200語以上もの人間の言葉を覚えていると考えられています。
私たちが外国語の単語を覚える際にたくさん聞くことが必要なように、わんこが人間の言葉を覚えるためには、やはりたくさん話しかけてもらうことが必要です。
たくさん話しかけてたくさんの言葉を覚えれば、しつけやコミュニケーションが容易になるという利点もあります。
3.わんこが長生きする
あまり知られていませんが、たくさん話しかけられているわんこは、そうでないわんこに比べて平均寿命が2〜3年ほど長いという調査結果があります。
理由はさまざま考えられますが、飼い主さんにたくさん話しかけられているわんこは、そもそも飼い主さんとの関係が良好で飼育環境も良いことが予想されること、また話しかけられることによって幸せホルモンが分泌されるため、精神的に充足していることが挙げられます。
4.飼い主さんの認知症予防
実は良い影響があるのは話しかけられる側のわんこだけでなく、話しかけている飼い主さんも同様なのです。
わんこに話しかけることで発語の機会が増え脳に刺激が加わるため、認知症予防になると考えられています。飼い主さんがいつまでも健康でいることはわんこにとっても非常に大切なことです。
ここがポイント!わんこに話しかけるときには
とはいえ、ただやみくもに話しかければいいというわけではありません。せっかく話しかけるのなら、下記のポイントを意識することで効果を最大限に引き出しましょう。
1.高く優しい声を心がける
愛犬と話していると愛おしさのあまり、ついつい赤ちゃん言葉や猫撫で声になってしまうという人もいるかもしれません。ですが実は、それこそ大正解!わんこにとって高い声はポジティブな印象を持って聞こえます。
逆に低い声はネガティブな印象を与えてしまうため、イタズラを注意するときなどには効果的ですが、楽しく話して喜ばせたいときにはできるだけ高くて優しい声を心がけましょう。
2.アイコンタクト・スキンシップも一緒に
わんこに話しかけるときには、しっかりわんこに向かい合うことが大切です。何かをしながら片手間に話しかけたり、適当に話しかけるのでは気持ちは伝わりません。
話しかけるときにはわんことしっかりアイコンタクトをとり、頭を撫でたり身体をマッサージするなど、スキンシップも一緒に行うことで幸せ度が増しますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?わんこと暮らしはじめてすぐは「犬に話しかけるなんて恥ずかしい」と感じる人もいるかもしれません。
ですが、話しかけることで良い影響があることを知れば、いえ、知らなかったとしても可愛いわんこに魅了されたらきっと話しかけずにはいられないはず。たくさん話しかけてたくさん幸せになりましょう!