【ネタバレ】「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」第7話、ジョージ・ルーカスにさりげないオマージュ
銀河に迷い込んでしまった少年少女のドキドキ大冒険を描く青春SFシリーズ「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」もいよいよ佳境。第7話『あたしたち絶対怒られる』では、『スター・ウォーズ』創造主ジョージ・ルーカスへのさりげないオマージュが隠されている。少し捻りを加えた形だったので、気付かない方も少なくなかったかもしれない。
この記事には、「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」第7話『あたしたち絶対怒られる』のネタバレが含まれています。
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あの数字、実は……-->
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「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」第7話『あたしたち絶対怒られる』で、ヴィム、ニール、ファーン、KBはようやく故郷のアト・アティンに帰着……と思いきや、実は本性を表したジョッド・ナ・ナウッドまでもがオニックス・シンダー号に乗り込んでいた。ジョッドの狙いは、秘密の惑星アト・アティンに隠された莫大な富だ。造幣局へと案内されたジョッドは、巨大金庫を埋め尽くす膨大な金の輝きに瞳をとろけさせる。
「こういう大金庫はいくつあるんだっけ?」ジョッドが尋ねると、ドロイドは「総数で1139あります」と答える。つまり、登場した金庫以外に全部で1138存在するということで、この数字にはジョージ・ルーカスへのオマージュが含まれている。ルーカスの初監督作『THX 1138』だ。
ルーカスが初めて監督・脚本を手掛けた1971年公開のこのSF映画は、その後さまざまな場面で引用されることになる。『エピソード4/新たなる希望』では、ルーク・スカイウォーカーのセリフに「1138号棟からの囚人の移送」というものがあったり、『エピソード1/ファントム・メナス』や『エピソード2/クローンの攻撃』にも1138と刻印されたドロイドが登場したりするなど、『スター・ウォーズ』作品では“1138”にまつわる数字がさりげなく忍ばされている。
ちなみに今回のエピソード『あたしたち絶対怒られる』では、お決まりのセリフ「嫌な予感がする……」をニールの母親ノーマが口にしかけた。いよいよ次回の第8話で、「スケルトン・クルー」は最終話となる。『スター・ウォーズ』の銀河にどのような物語を加えることになるか注目だ。