ハンドメイドに大活躍。ダイソーのレジン液を全種レビュー!カラー・使用感の比較を紹介
ダイソーのレジン液を全種レビュー!違いはいったい何?
低価格で手に入るダイソーのレジン液が、ハンドメイド界で静かなブームを巻き起こしているのはご存知でしょうか。コストパフォーマンスもよく、ハンドメイド初心者から上級者まで幅広く使われています。
そこで気になるのが、レジン液の品質ですよね。ダイソーのレジン液は「プロ並み」という口コミもありますが、実際のところどうなのでしょうか?
この記事では、ダイソーのレジン液全種類を比較し、使いやすさなど詳しく紹介していきます。
口コミ・SNSの反応
カラーの発色がよく、美しいグラデーションが作ることができる
高速硬化性能とカラーバリエーションの豊富さ
プロ並みの高品質で、扱いやすく、コストパフォーマンスが高い
そもそもレジン液とは
レジン液とは、紫外線によって硬化する液体樹脂のことです。透明感があり、傷がつきにくい特徴があり、ハンドメイドアクサセリーなどを手軽に作ることができます。
自然の太陽光でも硬化しますが、「UVライト」を使うと数分でレジンを固めることができます。レジンクラフトを始めるときは、一緒に用意しておきましょう。
ライトはダイソーでも購入することもできますよ。税込330円とお手頃価格なうえ、コンパクトで軽く持ち運びしやすく、収納もスムーズなのでダイソー人気商品になっています。
ダイソーで買えるレジン液の種類は?
ダイソーで購入できるレジン液は、「UVレジン(カシオペアの煌き)」、「速乾UVレジン液」、「UV-LEDクラフトレジン液(魔法のレジン)」の3シリーズです。
「UVレジン(カシオペアの煌き)」はチューブタイプのボトルに5g入っています。UVレジンはカラーが豊富にそろっています。今回は、【クリア】【ライトピンク】【レモン】【スカイブルー】【ラメシルバーカラー】の5種類を紹介します。
「速乾UVレジン液」はチューブタイプのボトルに5g入っています。今回購入できたのは、【ハードクリア】【ディープブルー】の2種類です。
「UV-LEDクラフトレジン液(魔法のレジン)」は税込220〜330円の商品になります。12〜20gと大容量なので、たくさん作品を作りたい方におすすめです。今回は、【クリアハード】【クリアピンク】【オーシャンブルー】【パールゴールドカラー】の4種類を紹介します。
タイプ / カラー展開 / 価格(税込)
UVレジン「カシオペアの煌き」 / 全23色 / ¥110〜330
速乾UVレジン液 / 全3色 / ¥110
UV-LEDクラフトレジン液「魔法のレジン」 / 全6色 / ¥220〜330
ダイソーのレジン液は人気なので売り切れていることも多く、店舗によって販売されている商品が異なるので、あらかじめ店舗に在庫確認するのがおすすめです。
また、ダイソーのネットストアでも購入することが可能なので、チェックしてみてくださいね。
1. UVレジン「カシオペアの煌き」
UVレジン「カシオペアの煌き」シリーズは、速乾タイプで、時間が経っても黄変しにくく、強くて硬い仕上がりが特徴で人気を集めています。
クリアは人気があるため、税込330円で20gと大容量サイズも購入できます。
カラーバリエーションも豊富で23色展開!「パステルカラー」、「ラメシルバーカラー」、「ラメゴールドカラー」があり、個性的な作品を作ることができますよ。
UVレジンは、【UVライト】、【LED・UVライト】、【太陽光】で硬化します。W(ワット)数や天候によって硬化時間が違うので、レジン液の固まり具合をみながら作業をおこなうといいですよ。
使い方
まず、モールド(型)にレジン液を入れます。空気を入れないように、ゆっくり入れていきましょう。
今回は「UVレジン 速乾タイプ レモン」を使用しています。
レジンは化学物質なのでアレルギー反応が出る方がいるようです。「手袋」を使用することをおすすめします。
気泡はない方が綺麗に仕上がります。つまようじを使って、気になる気泡は潰しておきます。気泡が入ったまま照射すると、そのまま硬化してしまうので気をつけましょう。
ライトで表を照射していきます。(UVLEDライト:約1分)
硬化時間はライトの種類によって変わります。パッケージの裏を確認して作業を進めましょう。
表面を触り固まったか確認し、モールドごと裏返して照射します。(UVLEDライト:約1分)
モールドを裏返す前に、表にベタつきが残っている場合は、再度照射し完全に硬化させてください。
モールドからゆっくり外して完成です。
気泡の入りにくさ
UVレジン「カシオペアの煌き」のレジン液は粘度があり、気泡は気になりませんでした。大きめの気泡は、つまようじを使うと簡単に潰すことができますよ。モールドに入れる際、なるべく気泡が入らないように、ゆっくり流し入れましょう。
透明度
透明度はとっても綺麗です。ツヤ感もとても素敵で、濁りもありません。美しさにうっとりしてしまいます。
今回は5種類のみの比較ですが、UVレジン「カシオペアの煌き」のカラーは23種類もあるので、全種類試したくなりますね。
カラーレジン液の発色
使用カラー:クリア、レモン
「クリア」透明感がとっても綺麗なクリア!気泡は少しありましたが、気になるほどではありませんでしたよ。クリアは、税込330円で20gの大容量サイズも購入できるので、たくさん使いたい方はこちらがオススメです。
「レモン」気泡は特に気にならず、しっかり発色のレモンイエローが素敵な色あいです。
使用カラー:ライトピンク、スカイブルー
「ライトピンク」しっかり発色のピンクです。桜のモチーフなどに使うと素敵な作品ができそうですね。「クリア」を混ぜて、やさしい色合いのピンクを作ることもできます。気泡は特に気になりませんでした。
「スカイブルー」気泡はなく、しっかり発色の透明感のきれいなブルーです。
使用カラー:ラメシルバーカラー
「ラメシルバーカラー」細かいラメがたくさん入ったクリアカラーです。キラキラでとっても上品で綺麗。制作の幅も広がりそうですね。気泡はまったく気になりませんでしたよ。
扱いやすさ
ダイソーの「UVレジン」は、キャップを開けるとすぐに抽出でき、口も細いのでレジン液の調節しやすい。チューブを押す手をゆるめると、レジン液の抽出も止まるので、とても使いやすいですよ。
レジン液の粘度も、ちょうどいい硬さで量の調節がしやすいので、レジン液をゆっくりを出すことができます。扱いやすいので、レジンクラフト初心者の方でも安心して使うことができます。
カラーバリエーションも豊富で、想像していた以上のカラーの発色に大満足!
使用感まとめ
気泡の入りにくさ:★★★★☆
透明度:★★★★★
カラーレジンの発色:★★★★★
扱いやすさ:★★★★★
2.速乾UVレジン液
ダイソーの「速乾UVレジン液」は5gで税込110円で購入できます。コスパがよく、綺麗な発色、速乾性があるので扱いやすいと口コミでも人気です。カラー展開は3種類です。
速乾UVレジン液は、UVLEDライト、UVライト、太陽光で硬化します。ライトのW(ワット)数や天候によって硬化時間が変わるので、レジン液の固まり具合をみながら作業をおこなってくださいね。
使い方
モールド(型)にレジン液を入れます。空気を入れないように、ゆっくり入れていきましょう。基本の使い方は、「UVレジン」、「速乾UVレジン液」と同じです。
今回は「速乾UVレジン液 ディープブルー」を使用しています。
気になる気泡は、つまようじを使って硬化前に潰しておきます。
ライトで表を照射していきます。(UVLEDライト:約1分)
表が固まったら、モールドごと裏返して再度照射します。(UVLEDライト:約1分)
モールドからゆっくり外して完成です。
気泡の入りにくさ
「速乾UVレジン液」は粘度があるので、気泡はあまり気になりませんでした。モールドに入れただけで、きれいに作れるのはポイントが高いですね。
気泡が気になるときは、つまようじで潰すだけできれいになりますよ。レジン液を抽出するこきは「ゆっくり丁寧に」がおすすめです。
透明度
透明度はとっても綺麗で、表面もツルツルな仕上がりです。
カラーレジン液の発色
「クリア」透明度がとっても綺麗です。気泡はそこまで気になりませんでした。
「ディープブルー」気泡は気にならず、しっかりと発色のネイビーに近いブルーです。パープルとの相性がよいですね。薄いブルーにしたいときは、「クリア」を混ぜるといいですよ。
扱いやすさ
ダイソーの「速乾UVレジン液」は、「UVレジン」と似たチューブタイプで、手にレジンが付きにくい容器の構造をしており、安全性が高いのがポイント。
キャップを開けるとすぐに抽出でき、口も細いのでレジン液の調節も簡単。レジン液の粘度も扱いやすく、量の調節がしやすいので、初心者の方もチャレンジしやすいですよ。
使用感まとめ
気泡の入りにくさ:★★★★☆
透明度:★★★★☆
カラーレジンの発色:★★★★★
扱いやすさ:★★★★★
3.UV-LEDクラフトレジン液「魔法のレジン」
ダイソーの「UV-LED レジン液」は、初心者の方からプロの方まで、幅広く人気があると評判です。カラー展開は4種類。容量は12〜20g(税込220〜330円)とたっぷりなので、たくさん作品を作りたい方にはとってもお得ですよ。
UV-LEDライト、LEDライト、UVライト、太陽光にで硬化します。硬化時間は、紫外線や室温、レジン液の厚みで変わります。レジン液の硬化の様子をみながら作業してみてくださいね。
またレジン液の粘度は少し硬めので、厚みのある作品を制作するのに向いています。
使い方
モールド(型)にレジン液を入れます。空気を入れないように、ゆっくり入れていきましょう。基本の使い方は、「UVレジン」、「速乾UVレジン液」と同じです。
ダイソーのレジン液はフタの下に銀の中蓋が付いています。キャップのうしろの突起で穴を開けて使用してください。
今回は「UV-LEDクラフトレジン液 クリアピンク」を使用しています。
気になる気泡は、つまようじを使って硬化前に潰しておきましょう。
ライトで表を照射していきます。(UVLEDライト:約1分)
表が固まったら、モールドごと裏返して再度照射します。(UVLEDライト:約1分)
固まったらモールドからゆっくり外して完成です。
気泡の入りにくさ
UV-LEDクラフトレジン液は気泡が入りやすいという口コミもありますが、気になるほどではありませんでした。【ゆっくり丁寧に】がポイントです。気になる気泡は、つまようじを使って取り除くようにしましょう。
気泡が入っても素敵な作品(飲み物や海など気泡が泡の一部の表現になるもの)に使うのもおすすめですよ。
透明度
透明度はバッチリ!ツヤ感がとっても綺麗です。ラメやドライフラワーなど入れると映えますね。
カラーレジン液の発色
「クリアハード」濁りは、まったくなく、透明感抜群。気泡は少しありますが、気になるほどではありませんよ。クリアは、レジンクラフト制作によく使われます。クリアハードは大容量なので気にせず使えるところがいいですね。
「クリアピンク」名前の通りクリア感のある綺麗なピンクです。やさしい色合いで使いやすそうです。気泡はあまり気になりませんでした。
「オーシャンブルー」透明感あるブルーが素敵。気泡はほとんど気にならず、表面もツヤツヤです。海のチャームなどの制作にピッタリですね。
「パールゴールドカラー」細かいパールの入った、乳白色な上品なカラーです。透明感はあまりなく、気泡はあまり気になりませんでした。
扱いやすさ
レジン液の粘度はやや高めなので、厚みを出したいときに向いています。12〜20gと大容量なので、たくさん作品を作りたい方にもおすすめですよ。
UV-LEDクラフトレジン液は、すべてチューブ状で、中蓋をキャップのうしろの突起を使い、穴を開けて使う仕様になっています。穴を開けると、レジン液が少し溢れてくるため、開けるときは注意しましょう。
また、レジン液が手に付着するとアレルギー反応が出る方がいるようなので、事前に「手袋」をしておくと安心です。
使用感まとめ
気泡の入りにくさ:★★★★☆
透明度:★★★★★
カラーレジン液の発色:★★★★★
扱いやすさ:★★★★☆
ダイソーレジン液を比較してみた結果
ダイソーレジン液を比較してみて、3種類とも大差なく、硬化時間は短く、硬化後の透明度が高く、「プロ並み」という口コミも納得でした。
今回はネイル用UV-LEDライトを使用したので、硬化が早く、パッケージ裏に記載されている硬化時間よりも短い時間で作ることができました。色の濃いカラーや、厚みのある作品を作るときは、記載の硬化時間より長めに照射するといいですよ。
作業する際は、未硬化のレジンに触れないよう手袋を着用し、十分な換気を行ってくださいね。
比較結果
違いまとめ
「UVレジン カシオペアの煌き」は、速乾性と豊富なカラーバリエーションが最大の特徴
「速乾UVレジン液」は、綺麗な発色、速乾性があり扱いやすい
「UV-LEDクラフトレジン液 魔法のレジン」は、たくさん作品を作りたいとき、厚みを出したいときにオススメ
ダイソーのレジンを使っておしゃれなレジンアイテムを作ろう!
ダイソーのレジン液は税込110円から購入できるので、これからオリジナル作品を作ってみたい方におすすめです。ダイソーはレジン関連の商品が豊富にそろっているので、作品作りも楽しくなりそうです。おうちでハンドメイドをする際はぜひ参考にしてみてくださいね。
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
ライター:ayaco.(webライター / ネイリスト)